自分らしく。

國方 知愛


はじめまして。4月から入社させていただきました、神奈川事業所の國方と申します。
在宅での訪問介護は、初めての経験となります。

今までは、重度有料老人ホーム、特別養護老人ホームの経験を経て、まだまだ色々挑戦したいと思い福祉用具専門相談の資格を取得し、在宅介護のチームの一員として4年間勤めてきました。
そんなときに感じたのが、利用者さまとの距離感でした。
福祉用具では、活躍するのは用具であり利用者さまを観察し、最も適した用具を提案させていただきます。その後、担当者会議などには参加させていただきますが、利用者さまの日常生活を知らないに等しいのが現状でした。
利用者さまの『困った…』に対し、一番近くで一番の理解者であるヘルパーさんと利用者さんとの関係性が、とてもいいなぁ~…私も日常会話のように『大丈夫ですか?』の、なにげない一言が掛けられる立場になりたいな、と思ったのが、介護士に戻ろうと思ったきっかけです。

研修でも教わった、ホスピタリティ【対等であるなかで、提供できるサービス】は、私が望んでいる形だと感じました。
より良いサービスを提供していくには、対象に興味を持ち、理解し、信頼を築いていくこと。
どれだけ、手際だけが良く業務が行えたとしても利用者さんの満足度には繋がらないという難しさは、人と人との関わりの大切さだとつくづく感じました。

日常生活をサポートするということは、とても難しいことだと思います。利用者さんだけではなくそのご家族や周囲の方々すべてが対象であり、自分の経験ではなく、相手の意向を尊重して、安全に日常生活を継続していただかなければなりません。
自分にはなにができるのか……考えてしまいますが、研修でたくさんの同期の方々いることや、相談できる環境がユースタイルラボラトリーには備わっていると知ることができ、とても安心しました。ひとりで悩むのではなく、悩みすら共有してもいいと思えるのは心強いです。

そもそも、ひとりで頑張るのではなく、チームでサポートしていくのです。自分たち介護のチームと同様、多職種の方との横の繋がりもとても大切になるということを感じました。
今まで介護士としては、施設の中での介護の経験しかないので一対一でじっくりと利用者さんと向き合う介護はとても興味深く、新鮮です。
真摯に向き合い、やるべきことを確実にこなし、安心してもらえるような存在になりたいと思っております。
自分のスキルアップも大切ですが、まずは利用者さんを第一に考え、自分のできることを正確に行いながら日々学んでいこうと考えております。

利用者さんも利用者さんらしく。
私も私らしく。

どうぞ、よろしくお願い致します。

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