はじめまして。5月1日付で入社しました大阪事業所の西元 正と申します。
これまで物流業や小売業に従事しており、介護業界は未経験の挑戦になります。
未経験の私が介護業界を志したきっかけは、2018年の西日本豪雨で甚大な被害が出た岡山県倉敷市真備地区でのボランティア経験から「いつか人に寄り添った仕事がしたい。」と思うようになったことです。
少しネガティブな話になりますが私は2歳の時に父が事故死、学生時代のいじめ、経済的な理由で学業を断念、14年連れ添った家族との離婚、パニック障害の発病など、あまり良くない人生を経験してきました。
「何のために生まれてきたのか?」と自分の価値や志を見いだせないでいた私は、このボランティアで支援させて頂いた老夫婦との出会いで大きく変わっていきました。
水に浸かって使えなくなった家財を運び出す作業中、ご子息さんが子供の頃に書かれたご夫婦の似顔絵など、沢山の思い出が詰まっている数々を廃棄せざるを得ず、「もう水に浸かっちゃってダメだね。。。」と寂しそうに呟く姿に胸が張り裂けそうな思いでした。
帰り際互いに涙しながら抱き合い、ご夫婦の感謝の言葉に「こんな自分でも必要として感謝してくれる人がいる。」「人の痛みに寄り添った仕事がしたい。」、同時にこれまで自分が経験してきた苦労は「痛みや苦しみを知ることで人の痛みや苦しみに寄り添うことができる。」と思えるようになり、介護や就労支援等の仕事に従事したいと考えるようになりました。
しかし日々の生活もあり、決して綺麗事だけで転職できる年齢ではないため、条件などの面からなかなか希望の会社に巡り合うことができない日々が続き、縁あって今年の初めユースタイルラボラトリーの求人と出合い重度訪問介護と言う仕事を知り、「全ての必要な人へ必要なケアを」と言う理念に共感しこの会社で働きたいと志して今日に至ります。
スタートラインに立った今、重度訪問介護と言う崇高な業務に携わることを誇りに思うと同時に、未経験の自分がうまくやっていけるのかと言う不安が大きいのも事実です。
しかし自分が「こうしたい。」と選んで進んだだ道を信じて邁進していきたいと思います。
「良い時こそ謙虚に、悪い時ほど明るく。」
苦労が多かったこれまでの人生ですが、だからこそたくさんの人々に支えられて今日の自分があるのだと思います。そしてこれから先も困難なことがたくさんあると思いますが、
・支えてくださる全ての方々へ感謝の思いを忘れずに!
・ご利用者様から沢山の「ありがとう」頂けるように!
・そして「全ての必要な人へ必要なケア」を提供できるように!
日々努めていきたいと思いますのでどうぞ宜しくお願いします!!