重度訪問介護への思い

下山 由美


初めまして。2023.10月入社、岡山事業所の下山由美と申します。
病院や高齢者施設に勤務し20年と少し。長年に渡り看護助手や介護職員として働いてきました。
この度縁があってこちらの会社に入社し、研修を受けたばかりです。

介護の仕事に携わっているものの、人手不足からくる忙しさに、なかなか利用者様に向き合う時間が取れず悩んでいました。
私が重度訪問介護に興味を持ったのは重度障がいをお持ちの利用者様に、個々に沿ったケアを提供出来ること。そしてそれが利用者様にとって、とても大きく必要なものであるということ。
深く知りたい、学びたいという思いがありました。
ただ私に出来るのか、そこが一番の心配でした。

面接時「介護職に就いた理由」を問われ、過去に退職した職場(障がい者施設)の上司から利用者様の訃報を聞くことになり大変辛く感じましたが「いつも一緒に歌って踊ってた姿が印象に残り、いいケアをしてるなと思ってました。」と言われたことを思い出し、人の記憶に残る、笑顔をたくさん咲かせられるようなケアがしたいと思うように。吸引や経管栄養などの資格取得に加え、障がいへの理解や当事者の思い、生活を見たなかで、「あぁ、こんな風に利用者様の気持ちに添ったケアが出来るようになれたらいいな。」と研修を通じて感じ重度訪問介護に対して新たに頑張ってみようと決意も新たに、今までの良き振り返りにもなりました。

十人十色という言葉があるように、希望や生活は様々で、今までの経験が果たして活かされるのか、今は緊張と不安でいっぱいです。日々学び人間性も磨きつつ、色んな事を吸収して、たくさんの笑顔に出会いたいと思います。
研修中オンラインで繋がった方で未経験者で、ちゃんと出来るのか不安ですと仰られてました。
経験者でも、ここではみんな同じスタート。これから新たに仲間になる方々にも不安なく、この仕事を選んで良かったと思われるようなサポートに加えて、一緒に切磋琢磨しながら進んで行きたいと思います。

”すべての必要な人に、必要なケアを届ける。”

とても素敵なことだと思う一方で、そこを汲み取ってケアをしなければなりません。
重度訪問介護を知らない方も全国にはたくさんいらっしゃると思います。
重度訪問介護が多くの障がいを持つ方に知れ渡り、日々の生活を快適に過ごし、輝く人生になるよう、私自身も一緒に学ばせていただこうと思います。


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