2023年の振り返りと2024年の抱負

吉田 伊織


毎年言っていますが、今年も激動の年でした。まず所属していた事業所「土屋訪問介護事業所つくば」が規模拡大により移転となり、事業所名が「土屋訪問介護事業所茨城」と名称が変更になったこと。そこからSM2名体制となり、程なくして私がAMへ昇格させていただき、と同時に群馬の前橋事業所も担当を持たせていただいたこと。
さらに茨城事業所でSMへ1名昇格になりAM1、SM2名体制になった。振り返るとつい先日のことのような事が、1年で見るとこれだけ動きがあったのかと改めて驚いてしまう。それだけユースタイルラボラトリ―が会社として大きくなり、土屋訪問介護事業所が事業として拡大出来ている証です。

そしてその中でより強く感じたのはチーム、一緒に働く仲間の心強さでした…。

SMとして事業所運営を主に行っているときは、一人で背負い込んでしまうことも多く、言ってしまえば自分でやった方が早いから。と思いながら行うことも少なくなかったです。
そこで規模が大きくなり、比例してすべきことも多くなりとても一人でやりきるなんて難しいなか、自身の課題が「権限移譲」に変わってきたことで、「とにかくやらせてみる」を意識しながら業務を託していきました。
それにより自分の業務量も減り、また業務を行った職員のやれることも増え、本来その職位に求められる業務を遂行していく。というあるべき姿にもなっていきました。そんなみんなが成長していく姿を見るのがすごく楽しく、心強く思い、またこの人たちと一緒に仕事をしていけば間違いなくこの事業所はもっともっと大きくなれる。それにより、未だサービスの手が届いていない方へのアプローチが行える。と確信がもてた年でもありました。

『実績を積み、成功体験をつくることにより、自信につながる』

私自身もそんな指導の中育ってきたにも関わらず、自分がやればという慢心により一緒に働く仲間の成功体験の機会を奪い、自信を得る機会を奪っていたんです。
これはリーダーとしてあってはならぬことであり、分かっていながらも実践するのが難しいことでもあります。ですが同時に仲間を信じていない証でもあるので、それは違う。と気づいた時から、「とにかくやらせてみる」を実行し事業所の雰囲気に締まりも出ながら、それでいて支え合いもうまれてきた1年でした。

来年はまだ見ぬ仲間も増えるでしょうし、まだ出会えていないご利用者様もふえていくと思います。
それに伴い事業所としても大きくなるでしょう。ですがやることは変わらず、支え合いながら、仲間を信じ、成功体験を与え合うことにより自信につなげる。そしてその職位に求められることを行う。決して特別なことなんてしてないんです。ですがこれがものすごく大事な事。。。
ここを芯としながら、来年も飛躍の年にしていきたいと思います。

【雑記】
写真は庭先の一角で手放しで育てているみかんの木です。
年々みかんの実る量が多くなり、味も甘味が出てきました。ですが手入れっていえるようなことはほとんでやっていなくてもすくすく成長していきました。売りに出されているようなみかんとは比べられませんが、家庭内で食べるには十分な味になっています。
人と比較するには失礼な材料ですが、ある程度手放しでも成長していく。成長できる。
人の育成と感じるものがあるなと収穫しているときにふと感じ、今回添えさせていただきました。
あと言い訳ですが葉色が悪く見えますが、天気が悪い日に撮影した影響です(笑)

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