自分の転職のきっかけ

羅正友(ナジョンウ)



皆さん初めまして。
今年の1月1日からユースタイルラボラトリー千葉事業所に配属されたナジョンウと申します。出身は韓国のソウルで今年で日本に来て11年目となります。
最初は留学のつもりで日本に来たわけですが日本生活をしていく中で大切な人たちと出会い、日本で生活をして行こうと思ってから日本で初めての会社に就きました。初めての会社はジュエリーの加工会社でこの業界とは真逆と言っても過言ではない業界でした。
人生初めての会社だったので当時の私はやる気が強くてこの会社と共に成長したいと思い、努力を惜しんでなかったのですが一身上の事情で7年間働いた会社を退職し、また新たなステップアップを準備しました。
多様な企業の未来ビジョンを目にしながら自分のリストの中に入れていく中で去年12月頃に土屋訪問介護のことが目に入り、興味を持ちはじめました。
なぜ興味を持ったかというとこれからの社会は高齢化が進み、人の手を必要とする人間が多くなるかもしれないと思い、訪問介護という仕事はこの世に必要される仕事になっていくと当時の私は思いました。

そして今年の1月に入社してオリエンテーションや統合過程などをやりつつ忙しい日々を送っている中で実際現場で働いている先輩や利用者様を見たら私の中でも少しずつ何かの変化が芽生えてきました。
今まで障害者や病気の人を見て大変そうとは思いながらそこまで深くは思ったことがなかったし、そんな人の為に働いている人たちに関してもほぼ興味を持ったことがなかった私にとっては別の世界の話みたいな風景であり、彼らの生き方や考え方を隣で拝見することができて初めてこの仕事の大事さが身に染みました。
自分が考えたのより遥かに大変な状況にも関わらず何一つ諦めずにやりたいことをどんどんやり遂げていく利用者様やそれを隣で全力でサポートしている先輩達の姿を見てまだこの世にこういった人間関係が成り立っているんだと思い、考え深くなるきっかけでした。
今まで私が歩んできた道は人との絆というより競争相手として認識され、数字ばかり目指していて人間関係においてはちょっと疲れていたのですが皮肉なことにこの業界に入ってから利用者様とヘルパーさんの関係を見て自分も人とああいう関係になりたいと思い始めました。
もちろん今まで未経験だったし、考え方などもそんなにすぐは変わらないと思いますが私も1人の人間として1人のヘルパーとして頑張っていけば少しは変わるかもしれないという考え方でこれから元気よくやっていきたいと思います。

長くて面白くないお話でしたがご覧になって頂き、ありがとうございました。
未熟なものですがお互い助け合う社会になって欲しいと思い、皆さんのこれからの人生にも素敵な絆が出来ることを心からお祈り致します。

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