きっかけは、介護は面白いよ、やってみたら?の一言でした。
バイト先のオーナーの奥さんがヘルパーをやっており、正社員として働ける所を探していた私に掛けた言葉です。
大学在学中からこういう仕事がしたいという希望が無かった私は、無為に時間を過ごしていました。卒業後も就職せずにフリーター生活。そんな私がたった一言で介護に興味を持ち介護の世界へ。
先ずはヘルパー2級の資格を取り条件に合う仕事がないか探しました。
日曜にソフトボールをやっているため、日曜休みの介護。介護は休みが少ないと聞いていたので厳しいかなと思っていたがぴったりのがありました。
訪問入浴。
日曜定休の会社が多くあり条件に合う会社に入りました。
上司からの一言は入浴は部活だよ、でした。
20kg以上ある浴槽を担いで階段の昇り降り。まさに部活、体力勝負の仕事でした。
片手で浴槽を扱えるようにと身体を鍛えなおし、夏の暑さもあり減量。当時の私は今よりも20kg以上軽かったです。
訪問入浴の良い点は非常に感謝されること。
羞恥心から裸になるのが嫌だったり、服を脱ぐのが億劫な人もお風呂に浸かると笑顔になります。
この瞬間、私でも人の役に立っているんだと実感します。
誰でも最初は未経験からスタートします。
初めての介護が入浴で良かったと今でも思っています。