2020年はこうありたい 大森淳

2020年はこうありたい 大森淳



新潟事業所にオープンから、ほぼ一年をかけて管理者をさせていただきました。
雪が真横に吹き抜ける様子を窓外に眺めながら今これを書いています。

今後の視野及び目標について記しておきたいと思います。
1. 育てます
 事業所を安心して任せられる人材を育てることに注力します。
 それは現地プロパーの仕事だと思うからです。
 私の、自分の仕事は責任をもってきちんとやり遂げる、という気持ちが、どこか保守的になりすぎていたのかもしれません。
 そのためのプロセスを考えないといけませんね。
2. 整理します
 一年間仕事をしてきて、関東と異なる場面が多々ありました。
 それを少し整理して、新潟は新潟なりの考え方、寄り添い方ができるよう、整理しようと思います。
3. 行動します
 行動することで、いろいろな方との出会いがあり、発見があり、戒めともなり、刺激になります。
 少し体調を崩した時期がありましたが、基本的にタフですし、器用貧乏で構わないかなと思っています。

そして、
介護の仕事を始めてからこれまで、死についてを常に考えてきました。
私たちは、常に終末に向けて歩んでいる。と。
人が生まれてきた以上、必ず死に向かって進んでいきます。
生まれてきた私たちは、死までの過程はすでに決まっていると言われています。
物が投げられた際に、放物線を描いて着地するように、
皆、着地点は死です。
物理的に、投げられたボールは、どこをどのくらいの速度でいつ通過するかは決まっていて、それを自らコントロールすることはできない。
私たちも然り。
結果はすでに決まっている。
しかし、投げやりになることなく、その中でベストを尽くす。
俯瞰して見れば、ビッグバンが起きた時点で、私が、いつ生まれて、いつ死んでいくのかはすでに決まっているということです。
地球上のダンゴムシやミミズが長い年月をかけて土を作り地層を作ってきました。
その上に、人間も長い年月をかけて、プラスチックやビニールの地層を作っていきます。
私もその中のほんの一瞬の、ほんの一コマにすぎません。

ですが、これは物理の話。

これからは、ここから脱却して、もがいていこうと考えています!
持病も少し目立ってきましたし、
今まで物理的に、物事を冷ややかに見てきましたが、
暖かく、無限の可能性を信じて
2020年を歩んでいきたいと思います。
投げられたボールのうえで、無限の可能性にチャレンジしたいなと考えています。
ややプライベートなマニアックな話が過ぎましたが、
2020年は物理学的的しやから生物学的に方向転換です。