2020年は東京オリンピック・パラリンピックの年である。
参加選手は皆1位を狙っている。1位を狙っているのはオリンピックだけではない。
社会の様々な業界でも1位を狙っている、別の言い方をするとシェア1位だ。
過去から現代まで1位を狙って競いあっている。
当然、勝者・敗者が存在する。
特に過去10年、20年をみると金融・証券業界が最も変化したように思われる。
合併、倒産、新会社とスクラップ&ビルドの繰り返しだ。
良い例が金融・証券業界だ、富士銀行、第一勧業銀行(宝くじ発行元)、東京銀行、三菱銀行、三和銀行、山一証券等若い世代は名前すらしなない企業があったが合併・倒産をした。 このように永久に1つの企業が存続するのは非常に難しい。
そう考えるとトヨタ、本田等を筆頭に各業界で創業何十年と存在している企業は本当に素晴らしい事だと思う。
なぜ残っているか自分なりに考えてみた。
技術力、営業力、企画力、資金力等比較する項目は多岐に渡るが、細かく内部にいる社員ではないので、想像力を働かせるとともに、前職の派遣会社での営業経験で様々な業界がクライアントだったので、会社風土、社員のマインドなどの側面から考えてみた。
やはり上位にいる企業は社員のモチベーションの高さとそれを可能にする企業力である。
そして何より社員が誇れる会社であることが一番だ。
また、顧客満足度、社員満足度が高い会社が残るのも間違いない。
私たちの会社で顧客とは2種類ある。利用者様を紹介して頂くケアマネージャー等、そして利用者様だ。
この方々が満足して頂ければ自然と新規の方を紹介して頂けるチャンスが増える。その一方で全く満足していないと瞬く間に見捨てられてしまう怖さも備えているので、しっかりと約束は守り、求めている以上のサービス、介助の仕方、コミュニケーションが必要である。
介護業界も群雄割拠である。3Kと言われている仕事の1つではあるが社会貢献度は非常に高い業界でもある。
そしてなくてはならない業界で、もしかすると永遠に無くならない業界でもあるかもしれない。ましてはAIでは完全には補えない仕事でもある。
全体の意気込みとして、2020年は社会的地位の向上、働き易い業界、皆が誇りを持てる業界だと胸を張って言える一員でありたいと考える。
会社としては売上毎年増の施策課題解決だ。
皆が働き易く安心できる企業環境を整備し、女性が産休後にまたここで働きたいと思える企業にしたいと思っている。
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