「全ての必要な人に必要なケアを」
この土屋訪問介護事業所のビジョンに共感し、昨年2月に入社してもう少しで1年。
あっという間でした…。
果たして自分に重度訪問介護の現場の仕事が務まるのだろうかという不安を抱きながらの入社でしたが、マネージャー、先輩コーディネーター、先輩ヘルパー(年齢や常勤非常勤問わず)、ご利用者、ご家族など、いろいろな方々から助けていただき、学ばせていただいた1年でした。
重度訪問介護で人の生活を支えるのはとても大変であり、反面、喜びも大きい。みなさんよくおっしゃることが身をもって体感できたことはとても大きいことでした。
ご利用者の訴えをすぐに理解できずに何度も何度も聞き直しをしなければならなかったときには申し訳なくも思ったし悔しかった、気難しいご利用者から文字盤でありがとうと言われたときは途中からぐっと込み上げるものがありました。
過去に、介護リフトや住宅改修、福祉用具を提供する仕事に携わっていたいたときには、ご本人の身体状況や意向、どのように日常生活を過ごされているのかを知るうえで、とくに一人暮らしをされている場合、ご本人からだけでなくヘルパーさんからの情報というのが私としてはとても大事でした。
業者として関わるのは一時的なものですが、実際に使用するのは日常的なものなのでそこでご本人や介助者の方に使いやすいと思ってもらえなければ効果半減してしまう。こうしたらどうかああしたらどうか、喧々囂々やりとりをしながら最善のプランを作り上げていくのは苦しくもありましたが楽しい作業でした。
会社という組織も同じで、目標に向かって最善の、そして最短で目標達成できる道を常にさぐっていかなければなりません。
より多くのご利用者に必要なケアを届けるために、取り組まなければならないことはたくさんあります。
会社が変わらなければならないところもあるでしょう。
スタッフ一人一人も変わらなければならないところもあるでしょう。
私自身は当然変わっていかなければなりません。
去年1年を振り返ったときに、こんなことを考えました。
今年1年は、ビジョンの達成に向けて一歩一歩着実に進んでいると仲間とともに実感できる、そんな年にしたいと考えています。