はじめまして、4月1日より入社しました中澤裕司と申します。
年齢は48歳と実際、印象として若い人いが多いこの会社で若干、気後れしてしまうところもあるのですが、自分のペースで頑張っていければと思っています。
せっかくなので私が介護の仕事についたわけや転職のきっかけをお話ししたいと思います。
まず、転職のきっかけですが、正直なところそんな大層な理由を持って転職を決めたわけではありません。前職は、アウトドア用品の専門量販、いわゆるアウトドア大型専門店に23歳から去年の4月まで勤めていました。
元々、人と接する仕事が好きで学生時代もビアレストランでウェイターのアルバイトやコンビニ、レンタルビデオ屋さん(少し時代を感じる言い方ですが)接客に関わる仕事を選んでやっていました。
そんな私ですが実は、上がり症でキンチョウシーなところがあり、初見で人と話すのがとても苦手な一面もあります。それでも多分、人と話すことが好きで接客という仕事をしてきたのだと思います。
もちろん登山やアウトドアの扱ってる用品が好きで長く勤めていたところもありましたが、やりがいを感じていた中で、日々の業務に追われちょっと大袈裟表現ですが次第に自分の存在理由的なものを感じなくなりはじめていました。
そんな中、世間でコロナウイルスが広がり忙しい日々が落ち着いていくなかで、仕事に対する思いが燃え尽きたような状態になってしまい、この先の5年後や10年後を考えた時に無性に何か新しい事を始めなくてはと思い転職を決意しました。
ただ転職活動をしながらもう10年早く決意していればと感じたのも確かですが、この年齢だからこそ出逢えたのが介護だったのかもしれません。
介護をはじめた理由ですが、これは思いつきみたいなもので、実はこれだと決意を持って選んだのではありませんでした。
仕事を辞めている期間、失業保険の受給でハローワークに通っていた時に県の事業で無料で介護資格を取れるということを知り、親もいい歳だし介護の勉強もありかなと思い説明会に参加しました。
資格取得のためにスクール通いながら、OJTで3ヶ月という短い期間でしたが働いた経験の中で食事の介助や排泄介助、入浴の介助をするなかで仕事の大変さはもちろん、人の役に立っているんだなという満足感も素直に感じたのと意外とこの仕事に対して自分が抵抗感が無いということも感じました。
それと、今までの仕事で感じた、ありがとうと言ってもらえる、思ってもらえる喜びみたいなものも感じ改めてこれも人に接する仕事だなと実感しました。
ただやはり正直、ハードな部分もある仕事だということや、働いている人の思いのもとに成りたっている仕事だなと感じることもあり、せっかくならやり甲斐を持続させるためにも仕事の大変さに見合った会社を探してみようと思い、そんな中で障害者の方の介護をしているこの会社に興味をもち応募しました。
最後に少し現場に出してもらえるようになり感じた事を書こうと思います。
まだ始まってほんの数日ではありますが、利用者さまや一緒に入った先輩にご迷惑を掛けているのではと、正直心配や不安を感じるところもあります。
そして重度訪問介護の特性で、長い時間利用者さまのお宅で支援できるところに良さと難しさを感じています。
人に接するということは、目で見て、話を聞いて相手の意図や思いを汲み取る事だと思っていますが、理解しようと思う気持ちや、こうしなきゃという気持ちが先走ってしまい成果を求めてしまっているのか日々、空回り感が否めません。
今は、難しい事をいろいろ考えても仕方ないので素直に相手に向き合っていくことで1日も早くありがとうと思って頂けるようなサービスを提供できるようなれればと思い、今後も頑張りたいと思っています。