2022年の振り返り・2023年に向けて

小野 晃


2022年は人生の中で1,2を争う程学びの多い1年間だった。と同時に、色んな自分と向き合い続けた年になった。
愚痴や弱音を吐く自分、途方に暮れる自分、どうしても諦めたくない自分、絶対に譲れないものを誰にも譲らない自分。常に何かと葛藤しながら生きていた気がする。ただ目の前にある課題から一度も逃げなかったことだけは自分を褒めたい。

4月から山梨へ異動し、9月から長野の兼務を開始し何とかここまで全速力で駆け抜けてきた。全速力すぎてついてこれなかったスタッフ、振り回してしまったスタッフもいるだろう。人間1人ができることなんて限られている。どれだけ自分に負荷がかかっていたとしても、どんな理由があったとしてもスタッフを大事にできないマネージャーはどこかで躓き上手くいかなくなる。山梨長野のスタッフの方々にはポテンシャルの高い方が本当に多く在籍している、皆さんにどれだけ感謝してもしきれない。現場を支えてくれる方がいてこそ事業所が成り立つ、ヘルパーの業務がどれだけ大変で素晴らしい仕事か。忙しない日々の中でも私自身が忘れてはいけない。

2023年の私の在りたい姿、目指すベクトルは「他者貢献」。今まで私の人生は、自分がどうなりたいか、何をしたいか・出来るようになりたいか、どう在りたいかばかり追求してきた。私がこうしたいから、組織としてこう在るべきだと思うから、変化すべきだと思うからその通りやる、2022年もそんなことが多かった気がする。その判断が必ずしも間違っているとは思わないが、今年からは更にスタッフの人生に寄り添える、誰よりもその人の人生を応援できる自分で在りたい。

昔勤めていた会社の上司に「仕事にやらないという選択肢はない、何故なら仕事だから。仕事にある選択肢はどの程度仕事に取り組むかの匙加減のみ。であれば思いっきり仕事しなさい。」と言われたことがある。私はこの言葉に当時から今も共感している。その上で、今年からは誰よりも周りにいる仲間の人生と向き合い、相手を勇気づけられるマネージャーになる。

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