ユースタイルには異業種から転職された方が多くおられると思いますが私もその一人です。
前職は紳士服の販売と呉服の卸問屋での営業に携わってました。紳士服の方は全国転勤が前提で東は愛知から西は沖縄まで計15年間で8店舗を渡り歩きました。結婚するにあたり落ち着いた環境でとの考えもあり転勤の無い会社を選び入ったのですが今度は出張の嵐が待ち構えてました。
特に入社して2年目からはまずは関東に始まり、次いで四国、最終的には中部含めて15都府県の担当となり月の半分以上は泊りがけの出張となり自宅には中々帰れない生活となっていました。
その中で義父が難病にかかり今後の介護含めた生活の事を考えると現状の働き方では難しいと判断し思い切って転職しようとの結論に至りました。
前置きが長くなりましたが、私と介護との接点はこの義父の病気の時に生まれそこで介護の必要性等を考える機会があった事が入社する上でのスタートになったと思っています。
転職活動を進める中で他の業種もいくつか回りましたが、その時の私はどこか頭の隅に「介護」の二文字があり、活動後半は介護業界での仕事を自然と検索するようになっていました。
もちろん全くの未経験でこの世界に入るのは不安だらけでしたし、そもそもこの年齢でのチャレンジは勇気がいりましたが、少なくとも人の役に立つ仕事だし今後は更に必要となる…などの理由付けをして入社を決めたのを覚えてます。
ですので、何かしら高い志を持って介護の世界に入ったのかと問われると正直返答に困ってしまいますが、仕事を続けている中で介護と言う仕事の価値や重要性については入社当初に比べるとはるかに大きく感じており、大変な事の方が多いですがその中で時折得られる喜びを糧に日々業務にあたっている毎日です。
付け加えると、「なぜこの会社に」となると敢えて名前は出しませんが面接を担当された2人が妙に(失礼ですが)良い感じだったからですかね。この人達のいる会社なら面白そうと思ったのが理由です。