グレーへの寛容

田中春菜

こんにちは、田中です。ニックネームははるちゃんです。そろそろ不安になってきました。いつもこんな内容のコラムで大丈夫だろうかとドキドキしながら高浜さんに提出しています笑 なぜなら文章で伝えるということが大の苦手意識をもっているから。国語は(も?)赤点だらけでした。だから?ダンサーをしていました。身体で表現できるから。それでもめげずに誰かのためになるとこちらが決断して本日も書かせていただきます。

突然ですがあなたは物事に白黒つけなきゃ納得できないひとですか?「ハイ」と答えたあなた、素晴らしいですね。白黒つけることは人間関係をうまく作るうえで大切なことです。では、グレーはどうでしょう?グレーは寛容できますか?突然ですが、社長の大畑さんは「我々は人の命を預かっている仕事をしているので大きな事故は問題外ですが、人に関わらないところではどれだけ失敗してもいいじゃんと思っています。失敗の中から何か新しい学びを得て早急に改善していく、この繰り返しで大きくなってきたのかなと思います」とユースタイルラボラトリー公式チャンネルのESLinterviewsの動画で仰ってます。私も失敗の繰り返しですが、失敗に寛容な当社に助けられています。当社がマネージャーに求めているマインドはこちらです(わかっている範囲で)

1、ポジティブ(積極的)であること
2、コミットメント(責任感)があること
3、フレキシブル(柔軟)であること 
4、謙虚で素直で誠実 
5、クリエイティブ(創造的)かつクリティカル(批判的)であること 
6、強くしなやかであること 
7、レジリエンス(回復)が高い事 
8、情緒が安定してること
9、サスティナビリティ(持続可能性)があること
10、コンテキスト(空気)が読めるコト 
11、決断力行動力があること 
12、強く語り、深く聞けること(強く伝える)(深く聞く)
13、チャレンジングであること(挑戦する意思)です。

そして、変わらないものは受け入れ(性格、資質)、変えられるものは変えていく(知識、態度、スキル)ことです。

わたしのようにマネジメント未経験者でもチャレンジできる環境があります。マネージャーにチャレンジされたい方は是非上記の内容を強化していってみてください。

各地で頑張っておられるマネージャーのみなさんは日々問題解決に奮闘されています。すべての物事に簡単に白黒つけられ皆が気持ちよく働けるのであれば、そもそもマネージャーはいりません。でもチームを継続するにあたり指揮をとるマネージャーはチームに不可欠です。どれだけ敏腕なマネージャーでも即座な解決が不可能な時もあり、時間が絶対的に必要な時はかならずあります。

”白黒つけずに、グレーを選択するということ”です。

我々人間相手ですからそう簡単ではないです。そして時間というものをうまく見方につけるとするすると解決できることも時にあります。

ともかくリーダーであるマネージャーがグレーを選択したら、一旦気持ちを落ち着かせ受け入れる勇気を持ってほしいのです。もちろんすべてを受け入れてほしいとは思っていません。おかしいと思ったらおかしいと声をあげてください。一方で大きなチームを持続するためには時にはグレーを選択せざるおえないこともあるのは事実です。現場スタッフも、コーディネーターも、マネージャーの立ち位置もすべて経験したわたしだからこそ感じること。それは人間、完璧な人はだれひとりいないということ。マネージャー陣は強そうに見えるかもしれませんが、(もちろん一定強いですが)基本的にわたしたちと一緒の人間です。完璧ではないんです。むしろ土屋のMGは優しい人が多く、私たちスタッフの為に必死で朝晩問わず孤独に働いてくれています。正直わからないことも多いですが、やりながら勉強しています。とはいえ、現場スタッフさんやコーディネーターさんが不安だったり、不満があることも嫌ほどわかります。しっかりと土屋のことを想ってくださっているから、おかしい点に気づけるんです。ほんま白黒はっきりしてくれ~~とか悶々としているときは正直多かったです。でも実際マネージャーをやってみたら結構大変なんですよね。。会社のミッション、ビジョン、アジェンダを元に考え行動し、その中で~○○したいけど、○○できない、だから△△せざる負えない、でも諦めず××しつづけ、一旦様子をみよう~という現状に多々出くわしました。私の実力不足が大きいのですが。。プロセスに注視しすぎず、当社の大きなビジョンに向かってチームで目標達成に近づきたい。。「すべての必要なひとに必要なケア」を実現したい。そして結果スタッフのみなさんにも良い想いをしてほしい。そうやって足元だけではなく遠くの道の状況も見据え今じぶんができる最良の選択をしています。

皆さんにお願いがあるのです。私のような新米マネージャーを皆さんで育てていってあげてください。そして支えてあげてほしい。皆さんが現場で利用者さんに接するように、マネージャーと信頼関係を自らつかみ取っていってほしい。介護の現場で養われた手を差しのべる力、コミュニケーション力をあらゆる方面で是非発揮していってください。

あなたの力でグレーをシルバーに。


田中春菜

平成2年3月生まれ29歳 三人姉妹の真ん中 京都出身滋賀育ち 

2012年京都造形芸術大学卒業後は就職せず放浪。とりあえず初めた夜勤の工場勤務では体力勝負の男性社会。そんな中繊細さが必要とされるガス溶接や最終重要検査等行いチームのサブリーダーを任される。2015年友人の「あなたには介護があうとおもう」の一言で未経験で介護の世界に飛び込む。高齢者施設にて慈悲の精神を育む。レクリレーション介護士2級、介護福祉士等取得。2018年7月ユースタイルラボラトリー入社。現場スタッフを経て全国各地で支援並びにコーディネート、マネジメントを担う。現在は兵庫でワーク中。ライフワークとしてやってきた舞台やモデル、路上スケッチ、老人ホームで似顔絵、パフォーマンス、コンテンポラリーダンス、コーチングでの経験を生かし、リラックスマインドを大切にしながら、自らを「解放」し「潜在的に眠っている才能」を目覚めさせ「生きやすさ」に繋がり「在り方」を見直すきっかけとなるよう、共に成長し続けるチーム作りに貢献したい。


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