「ニューノーマル・ニュースタンダード」

原田 義雄



幾多の難局を乗り越えて私達の先輩方は生き抜いてきた。
その遺伝子が脈々と受け継がれて今この世界に生きている人間に受け継がれている。
それは奇跡的なおとぎ話を聴かされているかのように聞こえるが、混じりっ気のない真実。

太古の昔人類は狩猟の生活から、より安定した食べ物を手に入れるため、子孫を増やすために農耕を始めた。そこから家畜を飼うことを始め、より多くの作物を作れるように道具を発明したりして日々自然の厳しさと戦いながら諦めることなく多くの失敗や挫折を味わいながら生き抜いてきたんだろう。

時代が変わる時に様々な出来事が起こる。第一次産業革命から今日に至るまで約200年程しか経っていない。移動手段が馬車や徒歩だった世の中から、車で溢れかえり、空にはボーイングが飛び交い、スマホ片手に仕事が出来てしまう世の中になろうとは誰も想像もしてなかったのだろう。

これからの未来は現在の仕事の6割は無くなる。もう無くなり始めている職種もあるが、新たに6割の働き方が生まれ始めていると思うだけでワクワクする。ひょっとしたら仕事しなくてもいい世の中になっちゃうかもしれないなんて思うこともあるが、私が生きている間はそんなことにはならないか?

世界トップを走り続けて来たアメリカ・日本なんかはもう過去の話になっているし、
ここ20年で大分様変わりしたのは実感している。


コロナで失業した方・廃業された企業もあれば、新たなビジネスを展開し始めた方・起業もあり、行き場を失った方で途方に暮れている方々も多くいる一方で新たなビジネスチャンスを手に入れている方も多くいる。
誰もがこうなることを想像できなかったが、現実を変えられるわけもなく、コロナの波に今も世界は闘い続けている。これも後世に残る出来事として語り継がれるであろうし、この経験からコロナ以外の新しいウイルスがこの先現れても人間は闘い打ち勝っていくだろう。

不確かな未来だからこそ、何で成功するか?何で失敗するか?わからないけど、挑戦して前進していくことで目の前の景色は変わり始めると信じている。

災いの後に転じて新しい世界は必ずある。人類がそれを証明してきた。
その度によりよい生活が送れるように、みんなが幸せに暮らせるように必ずなると信じている。

ニューノーマル・ニュースタンダードは最近?聞くけど、実は大昔からこれの繰り返しで
何も今に始まったことではなく、言い始めたのが最近なだけではないか??と思う。

兎にも角にも、ニューノーマル・ニュースタンダードなニューワールドはもう始まっていて、
次のフェーズに突入してることだけは確かなことだから、変化を楽しみ、自分自身を進化させて、この時代の波に適応していく人間力を育んでいこうと企んでる最中である。



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