こんにちは。
土屋訪問介護(松本)の高山と申します。
重度訪問介護という仕事柄、いわゆる“勤務時間”とか“勤務先”なるものが、いつも一緒ではないことが多いです。
たとえば、今日はAさんのお宅へ昼間伺って、
明日はBさんのお宅へ夜間伺う、といった具合です。
当然といえば当然です。
助けを必要とする利用者さんは、あちこちにおられますし、そのお一人お一人がみな違うのですから。
お住まいの場所や環境はもちろん、抱える事情や特性、周囲のサポート体制、手助けをしてほしい内容・・・
さらには、同じ方でも、その日の体調や気分、天候などによっても、身体的・心理的な変化がみられることもあります。
計画されたサービス内容の遂行は当然視野に置きながら、その時々の利用者さんに合わせた柔軟な対応を求められる側面もある、と感じています。
利用者さんがいつも主役です。
コミュニケーションを取ったり、そのご様子を注視しながら、一緒に過ごしサポート役に徹します。
毎日が新鮮で驚きや発見があり、そして学びがあります。
こういったお話をすると、次のような感想を抱く方もいるかもしれません。
・なんだか大変そう
・私生活が疎かにならない?
・体内時計のリズムが崩れそう
私なりにお答えしますと、
そんな面ばかりではありません!
「自分なりにオン・オフをつける」何かしらの工夫ができれば、よりバランスが取りやすくなるのではないかと考えています。
お仕事中はオン!適切に柔軟に集中
終わったらオフ!だつりょく~〜
私の場合、そのオン・オフスイッチが・・・
仕事終わりの「美味しいご・は・ん」なのです♪
参考までに、某日夜勤明けのご飯を写真に撮ってみました。
是非ご覧ください。
「無事一日終わらせることができた」
「好きなものを食べられて幸せ」
「おなかいっぱい、あー眠くなってきた」
そんな思いとともに心も身体も充足しリラックスしていきます。
朝or夜だから・・・
昼休憩だから・・・
時間だからと何となく食べていた頃よりも、満足感を覚えるのです。
生きていることへの喜びすら味わえるかのよう。
定型・定時・定例だけに縛られない働き方だからこその、喜びや楽しみなのかもしれません。
※勤務中の飲食等が禁止というわけではありません
「美味しいご・は・ん」の効果は他にもあります♪
食事が自分でできるってすごい!
そう思い出させてくれることです。
・ 五体満足で元気に働き自立している
・空腹を感じ、食べたいという意欲を持てる
・自分で食事メニューや調達方法が選択できる
・自分のペースで味わい噛み飲み込める
当たり前に思われるかもしれません。
でも今後予期せぬ病気や事故等によってそのいずれか、もしくはその全部を失う可能性は、誰にでもあるのです。
なのでちっとも当たり前ではありません。
すごく有難いことです。
こういった経験や気付きを得られる重度訪問介護という仕事は、とても素敵だと思います。
平和で普通の、でも特別な毎日に・・・ありがとう!
そしてラーメン最高!!!