2020年はこうありたい 『プロフェッショナル』

上杉秀貴



2020年1月1日、私はESLに入社しました。介護の”か”の字も知らない自分にとって未経験の分野に踏み入れた歴史的な日です。センスもなく新しく耳にするフレーズがわかりませんでした。

トクヨウ?、サセキ?、ホウカンさん??(人の名前だと思っていました)そのくらい介護とは程遠い世界で生きてきて”介護のプロ”に恥じない仕事ができるようになるのはいつだろう。福祉の分野で知識や経験のもと他者に指導、助言したり営業活動やネゴシエーションの場面で力を発揮したりできるのだろうか。
そんな知識不足の焦りから、何か勉強せねば!と福祉関係の本を買ってみたりしたのですが一つわかったことは、今関わらせて頂いている利用者の方の為の知識からつけていくべきだということです。障害や病状のことであったりリスク管理や体調の変化を敏感に察知できること。ご本人やご家族の方から安心して任せてもらえるヘルパーに最速でなれるよう、そこに必要な知識から肉付けしていくということです。

新鮮な毎日を過ごしながら、漠然としながらも強く決意した、2020年の目標はふたつあります。

一つ目は“今、関わらせていただいている利用者の方の支援のプロになる”こと。
ビジネス用語でいう“選択と集中”ではないですが必要な知識や技術は利用者の方によって全く異なります。その場に応じて、経験を積み、安心、安全、癒し、笑顔、を提供できるようインプット、アウトプットを繰り返していこうと思います。
そして、二つ目は”土屋のプロになる”ことです。
私達にはミッションやビジョンがあります。壮大な目指すべきゴールを情熱を持って語り、志を同じくする仲間を増やしていけるよう、アジェンダに沿った土屋のカルチャーの伝道師となれるよう、土屋のプロを目指したいと思います。

もうすぐ1ヶ月が経とうとしています。忘れずに大切にしておこうと思うシーンがたくさんあります。勤務初日、なにか人の役にたったなあ・・とほっこりしながら帰路についたこと、初めて吸引する時手が震えたこと、ご家族にお話を聞かせていただいたこと。
今までの仕事では使わなかった心の領域を使う仕事に出会いました。
今までの人生では出会えなかった方達に出会いました。
どんな障害をもっていても、どんな病気を抱えていても自分らしく暮らしたいという気持ちを応援できるよう、自分に出来ることを確実に積み重ねていこうと思います。
そして1年後、このコラムを読み返した時に成長を実感できる1年にしたいと思います。



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