このままで良いのだろうか?
前職でそう強く感じながら、過ごしていた日々。
そんな中、あることが決定打となって退職を決意し転職活動に取りかかる。
当時マネージャー職についており、マネージャー業務が好きだし、自分では向いていると思っている。できれば同じ職種につきたい。
しかし転職は35歳までが有利とされているこの世の中、40代も半ばを過ぎて転職先なんて見つかるかな?生活もあるし好きな仕事ばかりでは選んでいられないかぁ。今まで全く携わったことのない職種や業種も視野に入れて探さないと・・・と考えていた矢先、履歴書を登録していた転職サイトを通じてユースタイルラボラトリーよりスカウトメールが届いた。
そこには「マネージャー経験のある方のキャリア採用、介護未経験・異業種から転職された方多し、40代活躍中」等々。そして収入面も。私にはとても魅力的な内容のスカウトメールで、今まで自分が持っていた介護業界のイメージ(辛い・大変・薄給)を覆すものだった。
私は求人を見るのが趣味のようなもので、特に転職を考えていない時でも求人や転職サイトを見たりしていた。特に転職サイトは結構面白い。以前転職したときも転職サイトに登録していた事があったのだが、スカウトメールがいくつか届くことがあり、それには種類があることを知った。
1.企業が求めている条件のどこかにヒットしていれば自動送信されてくるスカウト。企業によっては設定が年齢と性別さえあっていれば送信されるという程度の場合もあり。
2.転職エージェントから送られてくるスカウト。エージェントが求職者の登録してある経歴を見て、企業側の条件に合っていそうだから応募してみませんかというもの。(企業側はまだ経歴すら見ていない)
3.採用担当者が経歴を確認した上で応募しませんか、と送られてくるメール。(サイトによっては”特別オファー”等という場合もある)
3のスカウトメールなら期待して裏切られる可能性がぐっと減るため、私はこのタイプにしか反応しないと決めていた。ユースタイルラボラトリーからのスカウトメールは、これに該当するメールに感じた(今思えば全然違ったのかもしれないけれど)
応募の返信をしてから面接まではとてもスピーディーで、面接の翌日には内定もいただき、気が付けば転職を決めてから1週間で内定をいただいていた。
…と1通のスカウトメールが私の土屋訪問介護や重度訪問介護との出会い、そして入職のきっかけであったのだが(今考えると不思議!)今は、利用者様が向けてくださる笑顔に幸せを感じたり、素敵なスタッフさんが入職してくれて嬉しかったり、新人さんの独り立ちに胸を撫でおろしたり、売上増にガッツポーズをしたり、規模拡大への野望を抱いたりしながら毎日を一生懸命生きている。大変ではあるがとてもやりがいがあり楽しい。
「すべての必要な人に必要なケアを」届けられるように、そしてまだまだマネージャーにはほど遠いけれど、まずは一つ上のポジションを目指して。
よし!今日も頑張ろ~!!