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よきリーダー17

よきリーダー17

五十嵐憲法幸(北海道東北ブロックマネージャー)



世の中には様々な集合体があって、それらの多くにリーダーという役割を担う人が存在しています。
政党のリーダー、社会団体のリーダー、お笑いコンビのリーダー、不良グループのリーダー、軍隊のリーダー、宗教団体のリーダー、そして会社組織のリーダーなど。 では皆さんご存じのこのリーダー、そしてよく聞くリーダーシップとは一体何でしょう。

リーダー…指導者。先導者。首領。
リーダーシップ…指導者としての地位または職責。指導権。主導権。統率力。指導者としての能力・資質。
(~広辞苑)

なんとなくわかっていそうな「リーダー」「リーダーシップ」ですが、『マネジメント』で有名な経営学者ピーター・ドラッカーは、著書『プロフェッショナルの条件』でリーダー及びリーダーシップについて以下のように述べています。

「リーダーとは、目標を定め、優先順位を決め、基準を定め、それを維持する者である。」
「リーダーたることの第一の要件は、リーダーシップを仕事と見ることである。」
「リーダーたることの第二の要件は、リーダーシップを、地位や特権ではなく責任と見ることである。」
「リーダーたることの第三の要件は、信頼が得られることである。」

「効果的なリーダーシップの基礎とは、組織の使命を考え抜き、それを目に見える形で明確に定義し、確立することである。」

世の中には様々なタイプのよきリーダーがいます。歴史を振り返ってもごまんといたことでしょう。
人間として素晴らしくてもリーダーシップを発揮できずに終わるひと、逆にバカにされ続けていたけど振り返ってみればリーダーとしての役割をきちんと果たしていたひと、などなど。最近ではアップル創業者である故スティーブ・ジョブズが「ビジョナリーリーダー」として有名であり、弊社(ユースタイルラボラトリー株式会社)の入社オリエンテーションでも期待されるリーダー像として参考とすべき一人として紹介されています。 日本の歴史上の人物で似たようなタイプといえば織田信長が彼に近い印象でしょうか。やはりジョブズも信長も決して完璧な人間ではなく、それはあらゆる書物等で伝えられています。

ここで鳴かないホトトギスの句でも有名な三英傑と呼ばれる織田信長、豊臣秀吉、徳川家康について少し。

織田信長
前述のとおりジョブズ同様のビジョナリーなリーダーとして「天下統一」を掲げ鉄砲戦術などそれまでにないアイデアで人々を魅了し邁進するもそのやり方はワンマン、そして性格は冷徹だったと言われています。

豊臣秀吉
百姓出身であるにもかかわらず、織田信長に仕えたことを機に天下人まで上り詰めます。愛嬌の良さや好奇心旺盛な性格が秀吉を題材とする作品などからも伺え、俗にいう「人たらし」だったそうです。

徳川家康
実直、倹約家で忍耐強くロジカルであった、などと言われていますが、イメージどおり派手さはなく長い間影の存在でいたようですね。家康の言葉である「宝の中の宝といふは人材にしくはなし」も人財を重要視していたことをよく表しております。そして鳴くまで待ったのちに天下をとった人であります。

同じ天下人でも全く異なっていて非常に面白いですし、それを表したホトトギスの句は本当に佳作ですね。
さて諸説ありますがご存知のように時代のヒーローであるリーダー達もそれぞれが異なった性格を持っているように、何がよきリーダーで何が悪しきリーダーなのかは定義できませんし時代背景や立場や状況で必要とされるリーダー像は違ってくるものです。
しかし小さい集合体でリーダーシップを発揮できない人がより大きい集合体で発揮できるはずもないということは言えると思います。
これからリーダーを目指す皆さんは自分を曲げようとせず自身の特性を活かし、まずは小さいチームのなかでいかにリーダーシップをとるべきなのか、どのようなリーダーになるべきなのか失敗を恐れず試行錯誤してみてください。
その指針として例えばドラッカーの言葉があって、歴史上の人物たちがいて、参考にすべき書物があったりします。
特に今お読みになっている土屋訪問介護事業所のコラムは非常に参考になるものです。
あくまでもリーダーを「役割」と捉え、自身の特性を活かしたリーダーとなって皆様の生活をそして人生を潤わせていただければと思います。