介護職を選んだ理由

浅野友希


こんにちは!初めまして、浅野 友希と申します。
僕は前職は飲食店で勤務していましたが、ほんの短い期間で介護職に転職しました。
僕が介護職に転職した理由は、単純なもので僕の父の影響でした。

僕は専門学校を卒業後に新卒採用で飲食店へ入社しました。 初めは幼い頃からの夢であった飲食店で勤務することができ厳しさを感じつつも、楽しく仕事をしていました。
ですが入社する前月より実家の父が体調を崩し、入院してしまったのです。
その父の見舞いに実家に帰ることが多くなり、心配しながらも父より「自分で決めた道を進め」と言われ飲食店での業務に勤しんでいたのですが、入社して4日目にして父が亡くなってしまい、入社したばかりだったにもかかわらずその月はほとんど仕事に集中出来ずにいました。
翌月以降から気持ちを切り替え仕事をしていたつもりだったのですが身体と心の調整が上手くできず、思うように仕事に集中することが出来ない状態が続き、結局飲食店での仕事は2ヶ月程で退社してしまいました。
僕に料理の仕方をよく教えてくれて、僕の将来の夢にきっかけを持たせてくれた父がいなくなり自分がなんのために料理を作りたいのかがわからなくなってしまったのです。
仕事を退職してからも1ヶ月程体調も良くならずに家で寝込む生活を過ごしていましたが、
このままでは何も出来なくなると考え、転職を考えるようになりました。
初めは自分が他にやりたかった事や続けられると思えるものを仕事として探していましたが、入社して2ヶ月あまりで仕事を辞めた人材を欲しがる企業もおらず、何度か仕事も見つかりづらい状況が続いていました。原点を見失った僕は、生前父が勤めていた「介護職」について興味を持ち始めました。
父はグループホームで仕事をしていたので、当時の僕は介護といえばデイサービスかグループホームのようなものだけなのだろうと思い込んでいました。
調べてみると種類も様々で、重度の方の介護それも訪問する形の介護の仕事があることを知りました。テレビやネットなどで車椅子や寝たきりの生活をしている人を見たことがあるのを思い出し、自分が人の役に立てる仕事として訪問介護の仕事をしてみたいと思いました。
ですが自分は介護の仕事について何も知らず、実際仕事をして何も出来ずまた仕事を辞めてしまうのではないかと不安に思って少し思いとどまる自分もいました。
ですが転職サイトなど色々と情報を探してみると、無資格の人でも仕事が出来ることまた頑張っている方々の存在を知り、自分も1つずつ覚えていけばできるのではないかと一念発起し土屋訪問介護事業所に転職いたしました。

まだまだ自分の出来ることは少なく、毎回利用者様のお宅に訪問に行くたびに緊張している気がします。
ですが自分でできると信じて選んだ仕事なので、焦らず少しづつ自分もできることを増やして行けるようにこれからも日々精進して努めて行きたいと思います。

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