息子と転職

谷口 廉太郎


皆さんこんにちは。
11月より入社いたしました
谷口廉太郎と申します。

今回は書きたい事は沢山あるのですが、最初のコラムという事で、まずは介護未経験だった私がこの業界に挑戦した経緯を書かさせていただきます。拙い文章ではございますが、最後まで読んでいただけたら幸いです。

私は以前は外食産業で働いており、去年コロナの中会社を辞め、自分でお店を出店しようと奔走してました。
時間はかかりましたが、物件も決まり、さぁいこか。。。
と思っていた最中、田舎の母親がリウマチと診断され、急遽入院することになりました。
昔は超絶的な反抗期を過ごしておりましたが、なんだかんだ今では唯一無二の大恩人です。
かなり動揺しましたが、進むしかねぇぞと己を鼓舞していた数日後、生後半年の我が息子に先天性の疾患が見つかり、こちらも入院手術をする事になりました。
あれまーー
瞬時に頭真っ白目の前真っ暗になりました。
「え、神?うちの子なんかしたか?えぇ加減にしてくれ」
なんて怨嗟の鬼になってました。
人生、大方の辛い事は済ませたはずでしたので、大概の惨事は笑って越えてきましたし、
「これからもなんでも乗り越えてやっていける!」
みたいな自信を持ってたんですが、今回は流石に心がやられました。
あの絶望感たるや否や。

まぁ結果、手術は無事に終わり、おそらく大きな障害も残る事なくスクスク成長してくれているのですが、0歳という事で完全には安心できてはいません。
色々考え、全てを白紙に戻して再就職をする事にしました。
就職活動中、多くの会社を目の前に、頭の中では 障害 不平等 家族 介護 不条理 難病 いのち 子供 etc 色んなワードがぐるぐるしてました。
逆に出店 酒 客単価 空間 クレーム 立地 そんなワードは一切出てきませんでした。
私は片足を突っ込んだだけですが、
自分の子が、障害を持ってこの先辛い事にぶち当たったり、世間ではみんな普通にやってる事が普通にできない。
それは自分がそうなるより辛く、代わってあげたいが叶わぬ話で。まして偉人なんかにならんでもただ笑って人生を送ってほしい。
思いはそれだけでした。

辛い思いをする事は、同じような思いをした人の気持ちに寄り添えられる人間になれる、そんなChanceに繋がったりもするんですね。
そんな経験や想いをされてる方たちの力になりたい。
この業界で働いていれば、未来のオカンの手助けもできるはず!
そんな思いから介護職を選び、ご縁あってUSLに入社させていただく事になりました。
経緯だけですとホント至極単純な理由からの介護デビューとなりました。

現在 入社して1ヶ月経ちました。
見知らぬ方のご自宅に上がる中、不安なことも沢山ありますが、みなさんや利用者の方おかげで日々楽しく勉強させていただいてます。
慣れても驕る事なく、仕事に向き合えていけたらと思っております。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
世の中ぎ正常に戻ったら皆さんと仕事の話を肴に一杯やりたいものです。
ほなまた!そんな日を楽しみにしております!

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