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生と死について32 些細な事にでも感動を見つける事

生と死について32 些細な事にでも感動を見つける事

坂本友志



生と死のテーマを頂き これまでの経験など色々と記憶の限りを自分なりに考えてみたのですが、自身の死生観が固まっておらず、あまり良い事が書けないのがとても残念ですが、私の思う生と死について少し語りたいと思います。

私が思う「生」とは、些細な事にでも感動を見つける事だと思っています。この職業に就いて、同行の移動支援サービスにて利用者さんと近くを散歩し、心地よい風や優しい夕陽を一緒に眺めたりとしていた際に「私は、まだ風や夕陽が心地よいと感じれることだけ贅沢だよ」と言った言葉が忘れられず、美しいと思える瞬間を見つけることが人間に生まれて良かったと感じられる良いエピソードになりました。 人によっては、生きていく中で欲を満たすと言うことはさまざまありますが、私は身近な事から美しいと思える発見をこれからも続けていこうと思います。

一方、「死」について考えてみると、全てにおいて共通して思う事と言えば、あの時もっとあのようにしていればと後悔の念がつきまとってきます。

私がこの道に進んだきっかけが妻の父親が亡くなった事がきっかけでした。

妻の父は、遠方でなかなか会いに行けなかったのですが、先日も遺品整理の為、 コレクションを整理してみると自身と共通の趣味が沢山出てきて妻からも、私ともっと交流していればまた違った生活が送れたのではないかと考えさせられました。

在宅で好きな音楽や映画に囲まれて生涯を終えた父に対して私が寄り添っていたらまた違った愉しさを与えられたのではといつも思っています。

死は誰しも平等に訪れますが、ヘルパーとして少しでも後悔なく利用者さんに寄り添った介護を心がけ、生きて行くなかでの共通の感動ポイントをこれからも探していこうと思います。

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