福祉と夢

三浦耕太



まず、夢について福祉と全く関係ないが、ルート66をハーレーダビッドソンで走ること。
いつか叶えられたらいいなと日々思う。
今までは中型のスティード、ドラッグスター等国産アメリカンを乗り継いできたが、ハーレーを跨ぐには大型免許取得から始まる。
そう、大型免許がまだない!
まずは取ろう。
そしてあの景色の中、ハーレーのエンジンを響かせ・・・。
ニヤけてしまいます。

そしてもう一つはボリビアにあるウユニ塩湖で写真を撮ること。
オーロラもいい。
でもウユニ塩湖が一番気になる。
地面が鏡になり青空、夜空を反射させる大地。
行ったら悟りを開きます。

そして福祉について。
気付いたら従事して15年経っていました。
ほとんどが身体障がい分野での従事で福祉を辞めようと思うことが幾度もあった。
続けようと思うきっかけも沢山あった。
結果辞めずに昨年、土屋へ入り福祉を続けている。

重度訪問介護は今までの経験してきた内容と変わらない点もあれば大きく違う点もある。
自宅内で過ごす時間の長さ、対一での支援。
訪問であれば対一の支援は通常だが、時間の長さは歴然と異なる。
皆さんはどんな気持ちで支援しているのだろうか。
長い勤務だな、眠い等あって当たり前。
でも、利用者はどんな気持ちでヘルパーを自宅に入れているのだろうか。
他人がいる中で安眠出来るのだろうか。
どれ程の我慢をしているのだろうか。
本当はどんな生活がしたいのだろうか。
恐らく我々が見えている生活は本の一部でしかない。
内面の想いにどこまで気付いてあげられているのだろうか。
こんなことを考えればキリがない。
だから福祉(介護)は面白い。
日々違った表情が見えてくる。
福祉とは出来ないことを手伝ったり(食事、入浴、排泄) することではなく、単純に人間と人間が暮らしていくこと。
他人同士、簡単に分かり合える訳がない。
合わない人がいて当たり前。
ただ、プロとしてやる以上気持ちの良い時間を過ごしてもらいたい。
仕事(訪問先)に好きも嫌いも出してはならない。
思うのは自由だが、それは相手も同じこと。
互いに興味を持たなければ長い時間は苦痛。
なら楽しく過ごすには、そんな時間を提供するにはどうすれば良いのか考え、実践出来る他には中々ない重度訪問介護というステージ。
面白いですね。
この先、この文章に繋がる良い時間を経験していきたいと思います。



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