マネージャーという仕事

綾部清香



明日で土屋訪問介護事業所よこはまができて明日で丸4年になる。
そして、大好きな人とお別れして3年が経過した。
 ※この大好きな人とのお話はどこかの機会でお話しさせていただければと思う。

4年経って、私たちにできるようになったことがとても増えた。
そして、私たちは命に関わるかもしれない選択をしなくてはいけなくなった。
本当は、今までもその選択をしていたはず。でもその実感があまりなかった。
生活を支えているだけだと思っていた。

これだけ大きな会社となったESLでも、まだまだマンパワーが足りず、すべての必要な方に必要なケアは提供できていない。

私たちは、この限られた人材を【誰に】【どれだけ】提供するのか決めなくてはいけない。
これは利用者様にとってより良い生活をするお手伝いができるかということではなく、決断を間違えると命をあきらめる人が出るかもしれないということ。

今日、大袈裟に行ったらひとりの命を救えたと思う。
普通に言ったら、新規の利用者様を受け入れた。
私たちが受けられなかったら、今後の人生を精神病棟で薬漬け、拘束されて一生を終えることになってしまったであろう知的障害もをもつ人に、何とかサービスを届けることができた。

これは神奈川のメンバーだけではできなかったことで、東京のメンバーELSのメンバーの協力があってのこと。

ひとりの命を救うことができた!と思う反面、3年前にこれができたら…と思う気持ちが浮かぶ。

私はこれから先もずっと救えた命と救えたかもしれなかった命を数え続けるんだと思う。

利用者さんの生活、命。
一緒に働いてくれるスタッフさんやその家族の生活。
そのすべてを背負っていると思うととても重たいけれど、それがマネージャーという仕事なんだと思う。

いつも後悔がないように、これから先も前進し続けていきたい。


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