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マネージャーのお仕事で困ったこと     群馬県前橋事業所 高橋 亘

マネージャーのお仕事で困ったこと

群馬県前橋事業所 高橋 亘



    ヘルパーとして働いているときは、その方にどう接することで満足していただけるのだろうかと考えながら、現場を壊さない仕事であれば何でもできるようになりたいと日々考えながら仕事を楽しみながら生活しておりました。

現在、マネージャーという職に就任させて頂き一番に感じることはトークの困難さです。マネージャーといっても立ち位置によって役割は全く違うものだと考えております。私は今、前橋サービスマネージャーをやらせて頂いておりますが、毎日困っているように感じます。

まずは、営業について群馬県で重度訪問介護はまだまだ認知度が低く、介護保険の感覚でご依頼を頂くケースが多く、重度訪問についての制度のお話をさせて頂くことが非常に多いです。その中で県が開催した重度訪問介護説明会に参加された方の話を伺うと、制度の説明を聞きに行ったが、結局何一つはっきりとした内容はなく、自治体によって違うという話に終始していたようです。
その話を聞いた後に、県の担当の方とお話をさせて頂く機会がありましたが、県ではすべてを一律にしてしまうことで受けられなくなるサービスも生まれることを懸念し、あえてグレーな部分を多くしていると話されていました。

  どちらからも、やりたいのに出来ないといった口調が滲み出ておりました。
こんな時に、すべてを解決できるようなトークが出来たらいいのにと感じながらも、結局私もグレーゾーンに抱え込まれ同調し終わりになったことを悔しく思い、問題解決能力が営業なのだと改めて感じました。

マネージャーになってからの問題解決は、それまでと質が変わったこともあります。
今までは個人に向けたアドバイスや実戦練習に付き添うことで現場が円滑に回ればと思い自身の体を張ることで解決できることが多かったのですが、マネージャーになってからは、体一つでは足りないことを少しずつ実感しております。
お付き合いさせて頂ける方の数が圧倒的に増えていくことを思うと、タイムマネージメントも大切になるだろうと思い、自身の時間の使い方を変えていくよう心掛けるようになりました。

それともう一点、チームビルディングの困難さです。
正しい理念を共有しなければなりませんが、一人一人考え方や感じ方が違います。
一つ一つの行動に理由を持たせてあげなければいけないと考え取り組んでいますが、果たしてこれが正しいのだろうかと悩むことが多々あります。

以前、デイサービスでの運営について後輩の社員と考え方が合わなかったことがありました。
業務を終えて早く帰るというのは現代的な考え方として正しいと思います。ただ、ホスピタリティーを求められる業界で、より良いサービスをするために必要な準備というのもあるというところで意見が食い違いました。
今行っている業務だけでは、進歩がなく、いずれ利用者様もマンネリされてしまいます。
楽しく利用頂くには全員が一丸となって進まなければならないと思い、同じ作業をお願いしましたが、反発しあう結果となったことがありました。

今の仕事に置き換えた場合、将来的なビジョンを現場単位でお伝えし、状態の変化に対応できる人員的な準備、スタッフが正しく成長できる環境、利用頂くすべての方が納得して満足いただけるサービスを生み出せるように日々のヒアリングを大切にしていかなければなりません。
直接会うことでできたことも、会えなくなっただけで機微に気が付くことが出来なくなることがあり、安心して働ける環境を作ることが出来ているのか不安になります。

マネージャーになり、困っていることは正しく聞き取ること。またそれを正しく解決していく問題解決力。また、正しく事象をお伝えすることでモチベーションを維持向上させてあげられる伝達能力。これらの基本的なスキルをいかに自身が向上させていくか。
また、その壁にどう向き合うのかということなのかと思います。
全ては自分次第で変えることのできる事だと考えています。

皆様の力をお借りしながら、自己の成長とともに仲間や関係各位の方々とより良い地域・生活環境づくりをしていくことが出来るか楽しみながら悩むことを今後も続けていきたいと思います。