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介護のお仕事から学んだこと あんなに嫌な仕事だったのに

介護のお仕事から学んだこと あんなに嫌な仕事だったのに

宮崎美代子



子供たちも大きくなり働ける時間ができたのでハローワークに相談したところ、介護職なら需要もあり正社員で働けますよ、と言われるまま初任者研修の職業訓練に応募しました。

本当の事を言うと、介護職だけはやりたくないと思っていました。
汚いイメージ、ニュースでの介護職員の犯罪などを見て良いイメージなどは持てなかったからです。

ところが、高齢者の訪問介護で働き始めたところ、思った以上に楽しかったのが自分でも意外でした。利用者さんのほとんどが自分が来るのを楽しみに待っていてくれたからです。こんなに楽しくやりがいのあるお仕事は初めてで毎日楽しく仕事をしていました。

お一人暮らしで、体調が悪かったりすると外出など出来ず、なかなか人と話をすることもなく、さみしさを訴える利用者さんが多く、私が来るのを待っていてくれるのは嬉しくやりがいのあるお仕事でした。

しかしながら、重度訪問介護で働き始めた当初、老人介護とは全然違うと感じました。
ALSの利用者さんで文字盤、呼吸器、オムツの交換も呼吸器をつけていると難しい、さすりの対応、かゆみの対応、意思が通じないと歯を鳴らして怒るなど、高齢者介護ではないことばかりでした。

そのうち介入するのを苦痛に感じている自分がいました。嫌すぎてストレスで皮膚の病気になったくらいです。今思うと、利用者さんと私は対等ではなかったですし、私自身が利用者さんに対して怖いと思って接していました。

その後、その利用者さんの支援自体が無くなり介入しなくなりましたが、なぜか土屋の重度訪問介護で働いています。
あんなに嫌な仕事だったのに、どうしてなのかというと、やり残したこと、まだまだ自分がやれたことはなかったか後悔が残ったからだと思います。

そして、この重度訪問介護という特殊なお仕事の中で学んだことは、利用者さんを理解しようとする気持ちと楽しんでお仕事をすることです。そのことを忘れずこれからも学んでいきたいと思います