新年明けましておめでとうございます。
2023年9月より宇都宮事業所管理者を拝命し、嵐のように過ぎゆく日々の中で無事に新年を迎えることが出来たのは日ごろからお世話になっておりますご利用者様とご家族様、関係事業所の皆様、そして何より日々の支援を支えてくださるスタッフの皆様のおかげです。改めてお礼申し上げます。
管理者となってから多くの方をお会いさせていただき、抱えておられる諸問題についてお伺いさせていただいております。解決の手段を模索する一方で厳しいことをお伝えしなければならないこともあり、それが心苦しく暗澹とした気持ちとなると同時にご不安・ご不快な思いをされた方もいらっしゃったかと思います。大変申し訳ございません。
現在介護福祉業界は人材の高齢化・減少に伴い苦境に立たされているというのは皆様ご存じのことかと思います。
宇都宮市内でも人材不足による事業所の閉鎖があり、弊社にとってもそれは他人事ではございません。
人材不足から他事業所様から弊社へのご依頼や、県内で重度訪問介護の認知度が上昇していることからの問い合わせも増え、足利市や鹿沼市、那須塩原市や益子町などこれまでサービスを提供していなかったエリアでのケア提供が始まったり、場合によってはサービス開始まで数か月お待ちいただく機会も増えております。
このような状況下において2024年の宇都宮事業所では「より良い環境を提供する」ということに腐心する一年とさせていただきたいと思っております。
ご利用者様の生活環境を守ることやスタッフの労働条件・環境において多くの課題が山積している状況で、これまでは「今どうにかなれば」という対症療法での動きとなってしまうことが多かったですが、これからは「来週、来月、半年一年後、五年後、十年後…」と先を見据えた計画を立てて、安定した支援の提供・スムーズなサービス開始を続けられる体制の構築を進めてまいります。
宇都宮事業所は現在過渡期を迎えており、より安定してより多くのご利用者様を支えていくためにはスタッフの皆様や関係事業所の皆様、そしてご利用者様・ご家族様のお力添えが必要となる機会もございます。
「すべての必要な人に、必要なケアを届ける。」という使命を果たすために日々邁進いたします。
本年も何卒宜しくお願いいたします。
(写真は11月撮影の埼玉県・秩父ミューズパークからの雲海です)