「何か鬼気迫るものを感じるね」

成澤雅志

幽霊や超能力など目に見えないものは、私はあまり信じる方ではないのですが、これまでの人生で不思議な感覚を何度か感じた事があるので、そのお話をさせていただければと思います。

私は高校に入ってからバンド活動をしておりまして、その中で言葉では説明できないような感覚を何度か感じた事があります。
音楽を聴いて何かしらの力を感じた体験です。

印象的だったのは、あるバンドの演奏を聴いている時に、居わせた友人と「何か鬼気迫るものを感じるね」とその感覚を共有した事でした。
演奏後のトークで実はそのバンドが今日のライブを最後に解散すると知り、演奏中に感じた感覚について、友人と妙に納得したのを覚えています。

それまでも何度か受けた感覚を他の人と共有した事が、目に見えない何かしらの力が存在するのではないかという印象を、改めて持った瞬間でした。

その後バンド活動をしなくなり働くようになってからは、その感覚からはとんとおさらばしてましたが、ある時再度感じた事がありました。

それは重度訪問介護従業者養成研修統合過程という、ユースタイルに入社する直前に受講した資格の講義の最中でした。

講義の中で障がい当事者の方による講話の時間があるのですが、その講話の際、今まで感じたものとは異質の感覚を持ちました。

言葉に表すとすれば「生きる力」だと思います。

何が理由かはわかりません。
ただ、強い意志を持って活動されている講師のお話に「生きるとはこういう事だ!」と言われているような気がして、それまで何となく生きてきた自分を恥かしく感じたのを覚えています。

今ユースタイルラボラトリー株式会社(土屋訪問介護事業所)が主催する連続学習会でも、当事者の方をお招きしてお話していただいております。
普段障がい当事者と関わる事の無い方はもちろん、介護業界の方でも仕事で接するのとはまた違った視点でのお話が聞けると良い機会かと思います。

ご都合がよろしければ、ぜひご参加ください。

訪問介護サービス
新規のご依頼はこちら

介護スタッフ
求人応募はこちら

コラム