私が介護を選んだきっかけ

茂木遊


初めまして、茂木遊と申します。
簡単に自己紹介を致します。
千葉県松戸市出身の37歳で現在母と生まれ育った家で2人暮らしをしております。

今回、何故介護を始めたかとのことでお話を致します。
私はもともとホテルや飲食店などの接客をメインに仕事をしており、介護に関しては大変そうな仕事だな、自分には無理な仕事というイメージで敬遠していたのでその当時から考えてまさか今介護のお仕事をやってるとは夢にも思ってませんでした。

そんな私が何故介護の道に進んだのかというと昨今のコロナの影響が大きく当時私が働いていた飲食店が閉店してしまい仕事が失業してしまったのが切っ掛けでした。
なんだかんだで十何年と接客業をしてきたので接客スキルにはそれなりの自信は有ります。
ただ、どんなに接客のスキルが高くても働くところが無ければそんなのに意味がありません。
ホテルにしろ飲食店にしろ緊急事態宣言による時短営業や県をまたいだ移動の規制などにより、大打撃を受け、今居る従業員を守ることさえ困難であり、それすら難しく倒産してしまい私のように失業者が出てしまう始末です。
そんな訳で長年やって来た業種での転職は諦めました。
ただ、そうなってくると今さらですが未経験の業種に転職することになります。
37歳という年齢は決して若い存在ではないです。
そして今までの仕事でそこまで必要としてなかったのもあって資格らしい資格も取っていませんでした。
転職するにあたってはやはり資格は重要だと感じました。
若ければ資格など無くても就職先も見付けやすいですが歳がある程度高いと転職も難しくなっていきます。
そこで私が転職活動に求めた条件が、コロナの影響が出にくい仕事、コロナが落ち着くまではなるべく近くで出来る仕事、そして資格を目指せる仕事でした。

ただ、土屋訪問介護事業所はこの条件に当てはまっているものの、これだけでは介護ではなくても当てはまる職業はあります。
もうひとつ、そして一番重要だったのが母の存在でした。
私の母は今年71歳で高齢であり、また去年難病指定である頸椎後縦靭帯骨化症という病気を発症しました。
現在はたまに腕が上がらなくなる(少し経つと上げられる)、膝が曲げづらい等軽症なのですが、重症になると寝たきりの状態になる病気でいつ悪化するかもわからない(直ぐ悪化するものでは無いらしいですが交通事故にあったり転んでしまったりなど急な力が加わると悪化しやすいそうです)病気です。
いざそうなった時私は何が出来るだろうと思ったら何も出来ない事に愕然とする思いでした。
母は私に負担を掛けたくないから何かあったら施設に入ると言っていますが私としては愛着のある自宅で現在の友達と一緒にいたいのは十分知っているし何とかしたいと思い、その為には介護を勉強しなければ、との思いが心にありました。
私的な理由にはなりますがそれが私が介護をやろうと思った理由です。
まだまだ覚える事が沢山あり、きちんとしたケアは出来ておりませんが少しでも利用者様の役に立ち、母の介護が必要になった時自信を持って対応出来ればと思って毎日を過ごしております。

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