介護業界に転職したきっかけ

比企優子


11月から土屋訪問介護介護事業所に入社致しました比企と申します。
私は介護にはまったくの未経験で入社をさせて頂きました。
なぜ介護に携わろうと考え転職を決意したかをお話ししたいと思います。

私は専門学校を卒業して長い間アパレル業界で働いていました。専門学校を卒業後アパレルの会社に入社しスタッフから副店長そして店長からブランドのスーパーバイザー、ブランドマネージャーと長きにわたり販売と運営、マネージメントの仕事に携わってきました。
スタッフ、店長としてお店で働いていた時期はお客様にどのような接客をしたらお洋服をお買い上げ頂けるか、またどのようにしたら顧客様を多く作れるかを日々考え、毎日、毎月、お店の予算達成にむけて忙しい日々を送っていました。アパレルという職種は一見華やかで楽しそうというイメージがありますが実際は数値目標にはとてもシビアで体力的にも厳しく夢を抱いて入ってくる方は想像と違いすぐに辞めていくという離職率が多い職種になります。
そんな環境の中私自身もお店で予算が取れず落ち込む事もあったり体力的に厳しいなと思いながらも仕事をする事もありました。

しかし私は一度も辞めたいと思ったことがありませんでした。

それはどうしてかというと 人とのコミュニケーションが私は好き ただそれだけでした。
お客様とのコミュニケーションを大事にして楽しく会話し信頼関係を築きお客様が喜んでくださる事が私はとても好きでした。
長い間にブランドのスーパーバイザー、マネージャーの役職になり店舗での接客は減りましたが違うかたちでお客様やスタッフと関わりコミュニケーションを通し仕事にやりがいを感じていました。

そんな中、去年世の中がコロナ禍になり百貨店などが一斉に休業、アパレル業界でもかなりのダメージでした。
アパレル業界では既存店での販売だけでは苦しくECサイトやSNSを通じての販売に力を入れ始め販売の仕法が大きく変わり始めました。
これからのアパレル業界はコロナ禍でなくてもECサイトなどに力を入れていく時代に変わっていく流れを感じ自分の中で時代が変わっても人とのコミュニケーションを大事にできる事がしたい今までの経験を活かして何か新しい事にチャレンジをしたいと考えるようになりました。

いろいろな職種を調べていく中にESLのホームページにたどり着きました。
まったくの未経験であり自分にできるだろうかと不安でしかない私でしたがコミュニケーション、チャレンジ、この二つのキーワードがある私に何か背中を押してもらったように感じ素直にやってみたいと感じました。

介護は想像以上に大変で厳しいかもしれないけど私が今まで大切にしてきた 相手の立場にたち物事を考えるという事 がもしかしたら新しい世界でも活かせるのではないか、誰かの人生に少しでも自分という存在が役にたてるなら素晴らしなと感じ、それは介護の世界にあるのではないかと考え転職をしようと決めました。


まだ始まったばかりで何もわからない状態ですがこれからたくさんの事を学び1日も早く多くの方のお役に立てるよう努力していきたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。

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