介護職への転職

川原 千夏


7月入社の川原と申します。介護に関するコラムを書けるほどの経験や知識がありませんので、介護職への転職のきっかけについて書かせて頂きます。

わたしの性格を構成する要素のなかで小心、小胆という特徴は大きな部分を占めます。単的に言うと石橋を叩いて渡る小心者です。

そんなわたしですが、稀に自分でも信じられないようなスピードと決断力で行動を起こすことがあります。それが今回の転職でした。

避けて通ってきた訳ではありませんが、これまで介護に携わったことはなく、介護職という選択肢を一度も考えたこと自体がありませんでした。

前職で定年まで働く未来を想定していましたが、ふとした会話の折、会社の同僚から「夢だった仕事に就くため、今年の国家試験を受ける。」と打ち明けられました。それを聞いてから自分のことのように、新しいことに挑戦するワクワクとした高揚感が抑えきれず、気が付けば転職サイトでこれまで考えたことも無かった職種を探している自分がいました。

これまでの仕事はBtoBで目標の成績を達成することがやりがいでしたが、次は数字ではなくBtoCで誰かの役に立てる仕事にやりがいを見出せればと考えていました。

その中でユースタイルラボラトリー株式会社と重度訪問介護業というお仕事があることを知りました。“全ての必要な人に必要なケアを”というビジョンはわたしの求めている職業にピッタリな気がする。また、これまで安定を重視してきたので、ベンチャー企業であることも新しいことにチャレンジするには良い環境かもしれないと、気持ちが前向きな時というのは自然と思考もポジティブになるものです。石橋を叩くことも忘れ、応募フォームを開いていました。

そして現在、あっという間に研修も終わり現場に向かう日々です。まだまだ手際も悪く思い通りに出来ないことばかりですが、「助かりました。またお願いします。」という一言を頂けて、その嬉しさで一気にこれを書き上げている次第です。

最後に、小心という言葉は「気が小さくて臆病なこと」という意味で捉えられることが多いかもしれませんが、他にも「細かいことにまでよく気を配ること」という意味もあるそうです。ポジティブに考えれば短所も長所になるということだとわたしは思っています。

今後、上手くいかないことや、めげそうになることもあると思いますが、そういう時こそポジティブに考え、あの応募フォームを開いた時の気持ちを忘れずに突き進んでいきたいです。

訪問介護サービス
新規のご依頼はこちら

介護スタッフ
求人応募はこちら

コラム