人と人との関わりについて

小林 妙子


私の自己紹介をさせていただきます。
私は奈良の吉野で生まれました。
田舎で山が近くにあり、外で洗濯干しながらウグイスの鳴き声と、川のせせらぎが聞こえるのどかな町です。
駅まで歩いて40分。周りにスーパーももちろんコンビニもない、自動販売機がひとつあるだけの田舎です。小学校にも40分ほどかかり、歩いて通う日々でした。
中学校は1時間半ほど歩きます。自転車通学も許可されていましたが、歩きました。歩くのには自信があります。
そんな田舎から大阪に出てきて7年が経ちます。出てきた時にのほほんと暮らしてきた事で、危機感がない。と言われてどんなことに危機感がないのかが理解できてなかった。
周りの人が思うこと。自分の思うことは違うので、思い違いがないように聞くようにしています。
今は駅から3分くらいのマンションに猫3匹と暮らしています。子供が1人娘がいてます。知的障害がありますが、今はマンションに1人暮らしして、お互いに住みやすい環境を作っています。

介護経験が10年を過ぎて、前職は障害者のグループホームの管理者を1年半していました。プラスチックの事務、成形などの現場でも12年働き、リフトの免許も取らせていただきました。
クワガタムシの幼虫から育てて販売、輸入などもしていたり、スーパーのレジが最初の社員での仕事でした。いろんな分野の仕事、施設を経験してきました。
療養型の病院勤務から始まりましたので、ALSの初期から看取りまで携わりました。
その中で最初は歩けていたのが、歩けなくなり。車椅子になり、言葉も喋れていたのが喋れなくなり、ご飯も食べれていたのがたべれなくなり、胃瘻。痰が出せなくなり気切。次第に意思疎通が難しくなってました。
病院では一対一のように看れるわけではないので、ご自宅に訪問させていただいて、身体の向きを変えてほしいという、訴えを見逃す事なく関われる。すごい違いがよくわかりました。
ご自宅に訪問という分野だけは、人の家に入るということに抵抗あったのでしてなかったのです。
大きくチャレンジをしたい。ステップアップしたい。重度障害者の方と関わりたい。
話せない方が本当に何を伝えたいのか?聞き出す力、相手の話を聴く力をつけ、小林さんなら安心して任せられるという信頼していただけるよう、目指して行きたいと思ってます。
築く信頼はなかなかですが、壊れるのは一瞬ですので、気を引き締めて行きます。
そして自分が学んだ事を後輩の方たちにも、伝えていき共に成長できる事業所にしていきたいと思っています。
まだ一年生ですが、今後共に宜しくお願い致します。

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