介護職に就いたきっかけ

島貫 光加


初めまして。
2022年10月に入社いたしました島貫光加と申します。

高校を卒業してから長い事、事務職をしておりました。
介護職に就く直前までは障がい者雇用と人財育成を担う部署での事務職をしておりました。

介護職に就くきっかけとなったのは祖母の介護でした。今年の2月に他界しましたが、約10年間認知症でした。
認知症かもしれないと気付き始めた頃、祖母は一人で暮らしていて様子を見に週に一度顔を見に行く程度でしたが、あれよあれよという間に症状は進んでいき、一人暮らしが難しく感じ何の知識もないまま引き取りました。
認知症の知識がなかったので、環境の変化に対応する事が難しい事も知らなかったからです。
その頃、二人の娘も小さく症状が進んでいく祖母と娘たち、自分の仕事ですぐにキャパオーバーになりました。
プロの手を借りようと訪問介護やデイサービスなど利用しようとしましたが、まだクリアな部分が残っていた祖母が何かしら理由をつけ自分で電話をし断ってしまうので、介護をしてもらう事が出来ませんでした。
それでも、もちろん認知症の症状は進んでいったので他界するまでの3年間、有料老人ホームへ入る事となりました。
有料老人ホームへ入ってから、大切な人を介護出来なかった自分へ後悔が残り、その時の職場の上司に相談したところ「後悔が残るくらいなら、とことん調べなさい。とことん勉強しなさい」と背中を押され認知症を、祖母を理解したく介護職へ転職しました。
祖母が他界してから高齢者や認知症の方を見ることが辛くて一度介護職から離れましたが、やはり介護の魅力を忘れられずまた介護職にチャレンジしようと入社する事を決めました。

障がいを持っている方の介護は初めてですが、自分に出来る事を一つ一つ見つけていきたいと思っております。 長くなりましたが、これからよろしくお願いいたします。

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