介護職にしかないやりがい・働く環境の大切さ

小田垣 凌真


私は昔からボランティア活動で施設に行ったり、イベントで地域の高齢者の人たちと関わる機会が多かったので、やってみようかなという気持ちがあり無資格で介護職につきました。
そこから働きながら資格をとって1年半務めましたが、人間関係のところで耐えれず介護職をやめました。そして通信系のサポート職を経験し介護業界に戻ってきました。
理由は他職を経験した中で介護職にはどの職業にも負けないやりがいがあると気づいたからです。
それは直接感謝されることです。
介護職は利用者様、御家族様、スタッフと周りと色んな人から直接お礼を言われる職業なんです。
私は日々やりがいを感じながら仕事をしています。

前社での話ですが、退去される御家族様が「小田垣さんには本当にお世話になったみたいで、ありがとうございました。本人も喜んでました。」と仰ってくださり、さらに「もうここには来なくなるから小田垣さんと話せなくなるんで寂しいです」と御家族様が仰ってくださいました。
そうやって利用者様が御家族様に言いたくなるくらい思ってくださってたことが本当に嬉しかったですし、御家族様も私と話すことを楽しみにしてくださってたみたいで、その時に本当に介護業界に戻ってきてよかったなと思いました。

先程、人間関係が耐えれずやめたと言いましたが、周りの友人からや過去でハローワークで講演をした時に話を聞いたり、なにより自分自身で介護職を離れて気づいたことがあります。
それは介護職だから人間関係が難しいって訳ではなく、働く会社の環境次第ってことです。
人手不足等により会社の研修制度がちゃんとしておらず、分からないことがあるまま1人立ちしたという経験がある人は多いんじゃないでしょうか。
それによって仕事上できないことができ、周りの人はその人への好感度は下がる。
そして人間関係が悪くなったり、分からないことがあるまま仕事をする事によってストレスになりそのまま退職する。そして人手不足で研修制度は改善されないままと言うことがループしている会社もあると思います。

性格などの好き嫌いで人間関係が悪化したり、報連相などの当たり前のことができないことが原因で悪化することもありますが、私が今まで聞いてきた話では仕事のできるできないでの人間関係悪化が多いです。
それはわからない、できないをそのままにしている会社の環境に原因があると思っています。
“わからない、できないをそのまにしない”がとても大事と思います。
利用者様からしたら、命を預けてる人なので分からないことが多くあったり、できるべきことができない人に支援されても不安でしかないと思います。
なので私はどの職業でも最初の入口の研修こそとても大事だと思っております。

介護職は楽と言ったら正直嘘になりますが、たくさんのやりがいがある職業だと私は思ってます。
利用者様の命を預かる仕事なので責任もありますがその中で信頼関係を築けたり、感謝されることが多くあるので本当に介護の仕事をしててよかったなと感じます。

もしこのコラムを読んで少しでも介護職に就きたいと思ってくださった方がいたら嬉しいです。
何よりこれから介護のお仕事を考えているみなさんには、各職場で明るく楽しい職場を作ってほしいと願います。

そしてこれから私は弊社で利用者様の日々の生活を全力でお手伝いさせていただけるよう日々学び成長していきます。

ここまでまとまらない話を読んでくださりありがとうございました。

小田垣凌真

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