2023年8月1日付けで入社いたしました桜井隆史も申します。
よろしくお願いいたします。
介護未経験の私の入社への経緯と今の気持ちをお話しさせていただきます。
これまでの職歴を少しだけ触れておきますと、生まれ育ったのは福岡で、高校卒業後直ぐに寮生活をしながら美容師として現場修行をし、経験15年超えた頃、美容ディーラー兼コンサルタントとしてトータル20年ほど美容界に在籍しておりました。
家庭の事情もあり、大阪へ転居することになり、飲食の方からお声かけいただき、次は飲食業へと転身しました。
理由としては、美容時代に学んだ【経営や商売、人材育成】を活かせると感じたからです。
2年後には、社内トップの売上店舗の店長となり実績を積むことができました。
人材育成が特に好きで、多くのスタッフをいかにスムーズに育てていくか、また楽しく仕事をしていただけるかを日々考えて、約10年間、飲食業界で楽しく仕事をしておりました。
では、なぜ、美容業界、飲食業界経験の私が、また新たな介護業界に挑戦したのか
簡潔に言えば【人にフォーカスできる仕事と、その重み】だと感じたからです。
これは、まだ入社して間もないので、正しいことかは分かりません。
今までは、スタッフを育て、お店の仕組みをより良くし、お客様に商品を買っていただき、利益を上げるという仕事(大雑把に言えばですが)でした。
でも、お客様からすれば、いつも使っていたシャンプーが無くても、違うシャンプーで洗えるし、食べたかったお店が休みでも、違う食事はどこでも出来ますよね。
でも、ご利用者様に寄り添う介護の仕事は、そんなことは出来ないのではないか。
命に関わる方が多く、簡単に代わりになるものがないのだから。
研修初日に、その仕事の重みは実感しました。
介護業界に関わる法律が出来て、変化していく内容。
そして、障害の種類や介護の内容などを学ぶ度に、未経験の私に本当にできるのだろうか。
ご利用者様の大切な命を、私はしっかりと守れるのだろうかと。
これまで感じてこなかったこの重みが、正直不安でありますが、今ここにいる先輩方も通ってこられたのだと思っています。
幸い、その先輩方が「なんでも相談していいから」「私も未経験だから」と、支えてくださっています。
同じような不安を乗り越えて来られたから、きっと分かっていただけているのだろうと思います。
1年後に、今度は私が、異業種から入社されたスタッフに、この重みの話や介護の仕事のやりがいや楽しさを、サポートできるような先輩になっていればと思います。
それまで、目の前のご利用者様に誠実に向き合い、しっかりと仕事の重みを受け止め、同じ職場のスタッフの方と、介護の仕事のやりがいや楽しさを経験していきたいと思っております。
今後とも、よろしくお願いいたします。