転職のきっかけ

宮崎 瞳


転職のきっかけは、療養病院での看護助手・特別養護老人ホームで働いていたのですが、訪問介護の経験もしてみたくて探して居たのですが、重度訪問介護の求人を見つけて、興味を持ったのが転職のきっかけです。
療養病棟での看護助手、特別養護老人ホームでは軽度から重度までさまざまな介護を経験して来ました。
特にやりがいを感じたのは重度の入居者様と向き合う事でした。
意思の疎通が難しい中、時折見せて下さる笑顔や反応に気付き、理解を深める事でより穏やかに過ごしていただける環境を作る事が出来ると実感しました。
訪問介護と、施設の違いはあるかと思いますが、活かせる経験は活かして、また新たに勉強をしながら、どこででも働ける様になりたいです。

初めて介護に興味を持ったのは高校生の時に母が有料老人ホームで働いている時にボランティアで食事介助をした事がきっかけでした。
初めは、複雑な気持ちでした。
ですが、何度か行く度に、覚えてて下さっている利用時様が居る事に嬉しくて、お話ししたりたくて通ってました。
ヘルパー2級取得して、私も介護で働くと思っていたのですが、一時アパレル関係の仕事をずっとやっていて、一旦離れて居たのですが、家庭を持つ様になり、また介護の仕事をしたいなと思ってから勉強の意味もあり病院で勤務、特別養護老人ホームで勤務。
経験は全て良く、この度重度訪問介護で働いて同じ介護でも全然違う事が分かりました。
利用者様との関係だったり、利用者様のご家族との関係だったり、業務内容、排泄介助でも同じ「介護」だけど、違うんだなと思いました。
そして、一番大事なのは相手が何を思ってるのか気付いてあげられる事なんじゃないかなと思いました。

介護だけでなく、普段の生活でも「気付く」事は、簡単そうで難しい事だと思いました。
特に家族や身内でない方の気持ちに少しでも寄り添って、理解して、何を求めてるのかを気付いてあげる事だと思っているので、まだ入社したばかりですが、先輩方に見習って、たくさん勉強して、もし私の経験が役に立てる事があるなら、役に立てる様たくさんの利用者様と関わって行きたいです。

施設や病院の時は、毎日同じ方と過ごして、家族の様になって居て、緊張は初めの頃だけでしたが、今回の訪問介護では、訪問先では緊張しっぱなしですが、毎回違う利用者様とお会い出来るのは、出来るかな…何話そうかな…何からやればいいのかな…
と不安もいっぱいですが、楽しみでもあります。

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