2024年はこうありたい

佐藤 飛美



毎年、自身に何かしらのテーマを課し、迎える新年。
2019年から書き始めたこの年始コラム「〇年はこうありたい」シリーズも、これで5回目を迎える。
今回も振り返りから始めてみよう。

昨年は、対峙するあらゆるものに誠実でありたいと願い「正しく在る」という目標を掲げた。

ところが、自分で掲げておきながら、実は「正しさ」の在り方について1年の大半を悩んで過ごす事になった2023年。ようやく自分の中で探していた正しさの核心に迫れた気がしたのが秋。自分の考える正しさから逃げずに向き合った冬。こうしてなんとか自分の思い描いた在りたい姿を捉え、1年を無事終える事ができた。滑り込みセーフ、そんな気持ちで今このコラムを書かせて貰っている。

2023年のユースタイルはどうだっただろう。
リブランディング「たんぽぽプロジェクト」を無事に終え、新企業理念が策定された年だった。

その後、たんぽぽに見立てた理念が「わたげ」へと成長し、風に吹かれ全国へと広がっていく。そんなイメージを持って発足した「理念浸透わたげプロジェクト」。私はこの一員でもあるが、社内浸透を進めていく中で、企業理念について度々「日頃から肌身離さず持ち歩く御守りのように扱って欲しい」と、伝えてきた。

こうして1年を振り返る機会には、上司、同僚、部下と、360度への感謝の気持ちに毎年例外なく包まれるものだ。気付きを与えてくれる存在であり、苦しい時には支えを、そして進むべき時には背中を力強く押してくれる存在、いつだってそれは各地に散らばった共に働く仲間たちである。今後もそれは変わらないけれど、しかし時には一人で困難と向き合わなければならない時もある。そんな時の御守りのイメージだ。私達がどこへ向かうべきなのか、企業理念が道しるべとなってくれる。

クレド(行動指針)などはまさにその最たるもので、この指針が示されたことで、私達は判断に迷うことも少なくなり、自信をもって一歩を踏み出す事ができるようになった。

生きるサポートをする仕事も、
自分自身がこの時を生き抜くことも、決して容易ではない。

「困難な状況も、自分の言動から変えていきます」
※CREDO10. Ownership!

2024年はこのクレド(行動指針)にもお手伝い頂き、今まで以上に心身共にタフで在りたい。
困難をものともせず、私自身がタフであることでチームメンバーを勇気づけたいと思う。困難な状況から学ぶことで得た洞察や強さ、これをもって未来へ繋ぐものが必ずあると信じている。

そして今年も、ご縁を頂いた方々から多くの事を学ばせていただき
チームメンバーと共に成長する一年としたい。


最後に、この場をお借りして…
東京甲信越ブロックに加え、昨年は北海道ブロックの方々ともお仕事をご一緒させて頂きました。ブロック内の皆さまはもちろんのこと、本社他部門の方々含め多くの皆さまに支えて頂いた一年でした。
そして現場では、新型コロナウイルス感染症が5類感染症として移行された後も対応に追われる日々がありました。現時点でも依然として続いています。無理をきかせ奔走し、利用者の方々の生活の維持継続に全力を注いで下さった皆さま、一年間本当にお疲れ様でした。そして有難うございます。
改めて皆さまへ、心より感謝申し上げます。

今年も誠実な態度を持ち、言動と行動が一致した信頼される存在であり続けることを私自身が心がけ「すべての必要な人に、 必要なケアを届ける」この想いを胸に、新たな一年を進んで参りたいと思います。
2024年も皆さまどうぞ宜しくお願いいたします。


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