私は、誰かの役に立っているのでしょうか?
私は、介護をほとんど知りませんでした。そんな私が介護という世界を知るきっかけとなったのはコロナウイルスでした。
昨年コロナというウイルスが世の中にはびこり、日常をまたもや覆させられてしまいました。
そんな時に、ユースタイルラボラトリー株式会社・土屋訪問介護のビジョンである『全ての必要な人に必要なケアを』というものを見て、まさにあの時の出来事を鮮明に思い出したのです。
それは突然訪れた12年前の出来事です。 私は病院に入院して、家に帰れない日々がやってきました。当時30歳。何気ない日々を過ごしていた私にとって、病院というところは無機質でとっても退屈な場所でしか無かったのです。
ですが、そんな私の病気を治す為に一緒に立ち向かって下さったお医者さまや看護師さん、家族に対して感謝の気持ちでいっぱいでした。なぜなら、その方たちのおかげで日常を覆されてもまた、前を向き社会復帰が出来たからです。
それは何気ないことが安心で、そんな日常が凄く大切であり安らぎでもある事に気づく事ができた貴重でかけがえのない経験でした。
そんなこともあり、医療の資格を持っていない私でしたが、漠然とした思いで社会貢献の業界に興味を持ちました。おこがましいのですが、「人に寄り添うこととは…」と深く考えはじめる時期でもありました。 「そのようなお手伝いが出来る仕事とは?」と模索しながら、サービス業界でお客様のお悩みを解消しておりました。
そして昨年、土屋訪問介護を知ることとなり、その中で医療の資格がない私でも医療的な行為を行うことができる事を知りました。とても魅力的に感じた私は直ぐに決意をし、その年の9月に入社させて頂くこととなりました。 現時点でまだ重度訪問の資格しか保有しておらず、限られた利用者さまのケアが中心となっております。ご自宅での何気ない日常生活を取り戻していただき、安心して毎日を過ごしていただけるように、利用者さまに寄り沿うことで、私なりに陰ながらのお手伝いができるよう心掛けて行きたいと思っています。 そして、より多くの利用者さまの担当が出来る様に、まずは初任者研修や実務者研修の資格を取得し、更なるスキルを身に着け利用者さまと土屋訪問介護のお役に立てるよう、仲間と共に頑張って行きたいと思っています。
これからも尚、そんな私の思いは揺らぐことも覆ることもなく、膨らむばかりです。