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すばらしいチーム1

すばらしいチーム1

菅野真由美(西埼玉エリアマネージャー)



一番身近な話題でいけば、今行われているラグビーのワールドカップ、どの国に於いても「すばらしいチーム」だなと観ていて感じます。

それぞれが普段は自身と向き合い、練習やトレーニングをこなし、技術の向上にとりくみ、自らの理想を目標とし、その個が一つのチームになった時、指導者の元に各役割を責任と誇りをもって取り組む。そこには自らの理想ではなく、チームとしての理想を目標設置されています。仲間を信じてパスをし、全員が一つの目標に向かい全力でそれぞれの役割を果たす、それが試合を通じて感じるからこそ、あれだけの感動を得られるのかなと思います。

かつて勤めていた会社でラグビーチームがあり、休日に練習試合を何度か観に行った事があります。
当然普段は同じ事務所で仕事をする仲間ですが、試合やトレーニングをしている彼らは別人のように逞しく、同じ人かと思うほどプレー中はかっこいいのです。 試合後は大体血だらけで、耳は切れ、顔面は腫れあがり、膝小僧からの流血などは当たり前ですが、終われば何喰わぬ表情で皆んな焼き肉を美味しそうにたいらげていました。
その頃にはプレー中のかっこ良さは既になく、個人という単純な男子に戻っていたのを記憶しています。

それぞれの個人から想像もつきませんが、その人達がチームとして招集された時から、一つの理想や目標を共有し、仲間を信頼し合いながらそれぞれが使命や役割を果たし、最高のパフォーマンスをする、私が身近に感じた「すばらしいチーム」です。

私たち重度訪問介護のチームにも当然それが求められます。

現場でのケアは対利用者という個人での支援ですが、そこには訪問看護チーム、リハビリチーム、他事業所、ケアマネ、といった連携が大切になります。
土屋は土屋だけのスタイルを作ればいいのではなく、その利用者を支えるチームの一人になるわけです。全員が同じ理想を共有し各持ち場を守る事を求められます。
また、事業所においても、現場を支えるスタッフ、それを指導するトレーナー、利用者とスタッフを管理するコーディネーター、全体を舵取りするマネージャー、と皆それぞれの役割があり、責任をもって持ち場を守っています。
ただし、チームとして動くには全員が一つの理想や会社の理念を共有できていないと「すばらしいチーム」として機能しません。
自分の仕事だけ終わればいいとか、給料の為だけに働くといった個人の理想を求めるスタッフが増えれば、信頼関係は崩れ、各モチベーションも下がり、やりがいや充足感は薄れ、ただの集団になってしまうでしょう。

最初は志し高く理想をもって入社したスタッフも、毎日現場と自宅の往復で、現場で起きた戸惑いや悩みを一人抱えていると、だんだんと疲弊し心がすさんでいきます。
初めは不安だったことが疑問に変わり、質問が愚痴になり、最後には自ら選んだ職業なのに、全てを人のせいにして恨み節になるスタッフもいます。

そうならないようにスタッフ同士が周りにも気を配り、個人を尊重し、多様性を受け入れ、甘やかしではない甘えを許せる環境も必要だと思います。
そして目の前の事しか見えなくなってしまっているスタッフに、チームの目指す理想や目標とするものを再度共有できるようにマインドを整えていかなければなりません。

私たちも「ワンチーム・ワンハート」を目指したいと思います。