すばらしいチーム14

すばらしいチーム14

渡邊知朗(埼玉東部エリアマネージャー)



すばらしいチームとは、どのような集団のことを指すのでしょうか?
まず、それぞれの言葉の意味を調べてみました。

「すばらしい」
①群を抜いてすぐれている。
②大変みごとである。
③このうえなく好ましい。

「チーム」
①共同で仕事をする人々の集まり。組。
②競技で戦い合う、それぞれの組。
③同じ目的のために組まれた集団

「すばらしいチーム」とは「共同で仕事をする人の集まり、で、特にすぐれている組」と言えそうです。

他に似たような「集団」を表す言葉で「グループ」という言葉がありますが、今まで仕事をしている中で、同じ会社という組織に所属する職員の集団を「グループ」と言う表現をしたことは無かったように思います。では「チーム」と「グループ」にはどのような違いがあるのでしょうか?

「グループ」
①仲間。集団。
②共通の性質で分類した、人や物の一団。群。

今まで「チーム」と「グループ」を漠然としたイメージで捉えていましたが、改めて考えてみると、『達成すべき共通の目的』が有るか無いか、がその集団が「チーム」であるか「グループ」であるか、の違いのようです。
私が所属していた合唱サークルで考えてみると、好きな歌をそれぞれの個性で好きなように歌って楽しんで終わりならば「グループ」と呼べそうですが、コンクールに出て優勝する、と言う共通の目標が加わったとしたら、「チーム」ということになりそうです。

「すばらしいチーム」であるためには『達成すべき共通の目標』を共有していることが大前提になります。目標の共有がなければチームですらありません。ですので「すばらしいチーム」の第一歩として、組織の理念を常に共有、発信し続けることからやってみようと思います。

次に「すばらしく」あるためにはどうしたら良いのでしょう?
組織の中で、スタッフはそれぞれの役割があります。もちろん、日常的にはそれぞれの任された役割を責任持って全うすることが第一ですが、必ずと言って良いほど非日常的なイレギュラーが起こります。インフルエンザなどによる欠員、先日のような台風、スタッフの離脱、怪我、事故etc…
このようなイレギュラーな事態が発生した時こそ、チームがすばらしいか否かが問われる時のように思います。自分の仕事だけをしていてはおそらくこのような事態を乗り切ることはできません。自分の仕事に線を引かず、その瞬間に必要な部分をフォローできる気持ちのゆとり、柔軟性、行動力、決断力などを個人・チームが持ち合わせているかどうかがすばらしいチームか否かを決めるように思います。

とまあ、色々調べたり考えたりしてみて、入社オリエンテーションでお伝えしている会社の理念の共有、1階層下のコーチング・カウンセリング・バックアップ、評価基準項目などは「すばらしいチーム」を考えたとき必要と思われる内容を的確に網羅していると思いました。
もし、受けたことのないスタッフの方がいらしたら、1度受けてみてはいかがでしょうか?
 

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