人に感謝される仕事。人間観察!!

田中裕基


3月より勤務しております。前職は保険代理店にて営業をしておりました。その後、学習塾での勤務、個別家庭教師等をしており、現在に至ります。
ユースタイルラボラトリーの必要な人に必要なケアを、利用者さんと喜びを分かち合えるというキャッチコピーが目に入り応募に至りました。

重度訪問介護という普通の介護とは性質の異なった領域です。未経験での新たな領域への挑戦でした。研修では医療行為の範疇でもある喀痰吸引、経管栄養を看護師の方に教わり、本当に初めての経験で、自分に出来るのかと思いながら、現場研修に入りました。
カッコイイことを言うと命を繋ぐ仕事であること、必要な仕事であること、エッセンシャルワーカーであり、本当に人の役にたてる仕事であることが分かりました。

ALS筋ジストロフィーの方の利用者さんの現場に入った時に、自分も含め、家族や友人、大切な人でもなりうること、突然罹患してしまうこともある。でもそこには日常があり、子供や家族がいる。あるお父様は、子供達が帰宅するととても嬉しそうにお話をし、ビールもゼリーにして飲まれるのです。ある方は、じゃがりこを美味しそうに食べられる。そこには私達と何ら変わらない日常、幸せがあります。
「人は幸せになるために生まれてくる」ということは正にこのことだと思いました。
食事介助は、人の幸せを形作るお仕事です。利用者さんと接していて、感じたことは皆さん、自分の病気や症状を理解していらっしゃること、そして介助をしている私達に常に感謝の気持ちをもっていることです。人の為になることを仕事に、そして感謝される、なんて素晴らしいことなのだと思いました。

利用者さんは千差万別です。人間観察です。同じ病気の方でもそれぞれの方にそれぞれの介助の仕方があります。
家庭教師をしていた頃、個々の生徒さんに個々の指導の仕方があるように、個々の利用者さんに一対一でその方にあった介助、ケアの仕方があるところは通じるところがありました。

人は出会った時に、数秒でその人の性格や人柄、人格が分かるファーストインプレッションというものがあります。
利用者さんの自宅に伺う際、初めての利用者さんと初対面する時、第一印象が大切です。
利用者さん自身の立場に立った振る舞いを心掛け、謙虚さ、素直さを常に持っていきましょう。技術的なところは後からでも付いていきます。先ずは自分は「絶対出来るんだ!」という強い気持ちを持つこと。
私の目先の目標として、利用者さんにあなたにケア、介助をしてもらいたい、あなたでなければダメだ、あなたで良かったと言われるような人間になりたいと思います。    

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