介護業界への転職のきっかけ

高橋 秀勝


2023年1月1日付けで入社しました高橋秀勝と申します。宜しくお願いします。

自己紹介も含めて、今回はタイトルの通り、転職したキッカケを書きたいと思います。

私はこれまで約15年程、営業職を続けておりました。

理由としては人と深く関われること、人の役に立ちたいという思いがあったからです。

しかし営業職は売り上げ成果が全てであり、その過程などは考慮されません。
お客様に必要のないものまで売らなければならないこともあり、もやもやした気持ちを抱えていました。

そんな時に父親が2021年の暮れに、ステージ4の食道癌で亡くなりました。
癌が発覚して1ヶ月も立たずしての出来事でした。

発覚する前から、少しでも歩くと息を切らし
かなり辛そうでしたが、その理由はきっと
ペースメーカーを入れているので、それが理由だと
本人も家族も思い込んでいました。

そのため、心臓以外のことに目を向けられず
食事が喉を通らなくなって、初めて食道癌の可能性に気付きました。
しかし、その違和感や痛みを感じた時には
もうかなり進行していて、手遅れであることをあとで知りました。

もっと早く気付いてあげられたらという気持ちや
もっと何かできることはなかったのかという後悔が
今も強く残っています。

周りの大切な人が健康でいることが
当たり前に感じ、特別な感謝をしたことがありませんでした。

非日常ではなく
ありふれたな日常こそが
一番大切な時間なんだと気付かされました。

父がそのことを教えてくれました。

母が独り暮らしになり、この先介護が必要になった時に
自分になにかできないかという思いから、真っ先に思い付いたのが介護職でした。

しかし介護という責任のある仕事をできるのだろうかという不安があり、すぐには行動に移せませんでした。

今までの仕事は失敗しても、やり直しがききますが
介護は自分の失敗でやり直しがきかないこともあり
とても怖かったからです。

しかしユースタイルの、全ての必要な人に必要なケアをという
メッセージは私にはとても心に響きました。

介護業界は人手不足であるということは、聞いたことがありましたが必要な人に必要なケアをするには、まずは人手が足りないとできません。

少しでも自分を必要としている人がいるのなら、
力になりたいと思い入社をさせていただきました。

利用者様のとても大切な日常を
安心して穏やかに暮らしていけるよう
まずは私自身がしっかりと技術を身につけ
利用者様に寄り添った対応ができるようにしていきます。


まだ研修の身なので、何もできませんが
人の役に立ちたいという気持ちを忘れずに
これから頑張っていこうと思います。

訪問介護サービス
新規のご依頼はこちら

介護スタッフ
求人応募はこちら

コラム