「なぜ介護？」
20の時、内定のしていたスイミングクラブが閉店してしまった…。特にすることも見つからず、フリーペーパーにあったクイック整体(手もみんさんみたいな業種)の求人広告を紹介されて飛び込んだ。最終的に経営者の夜逃げで１年で終了…。その後日雇いバイトのさなか、両親からは実家に戻るよう指令が下る。一人暮らしの気ままさと、当時の彼女が愛おしく、これはヤバいと一念発起で町田市ハローワークへ！！社保完備で正社員、入浴介助員とのネーミング、福祉というキーワード…これだけの材料なら両親を説得できると飛び込んだのが最初の１っ歩。素晴らしい諸先輩方？？にけなされ、虐げられ、励まされ、いじられ、気が付いたら早20年が経っていた。 訪問入浴、訪問介護、グループホーム、小規模型有料ホーム、デイサービス…なぜ介護？
訪問入浴時、104歳のご婦人宅に仕事で伺い、入浴中「貴方いくつ？？」「あっ21歳です。」「あら、貴方が産まれた時はあたしは、もう80のおばあちゃんね！！」と笑顔で話された…なんとも言えないショックを受け、なんと答えたら良いかわからずキョトンとしている私に「今日はありがとう、がんばってね」と一言…込み上げるモノがあった、今まで生きていた中でない衝動⁉感動⁉だった。20年経って今思う、「なぜ介護？」多分この時に込み上げてきたなんとも言えない衝動に快感を覚えたからかもしれない…天職とは思わない、辞めようと思った時期も多々あった、だが辞められない。困ったもんだ((笑))。
宜しくお願いします。
