初心に帰る

谷郷健二

こんにちは、谷郷健二と申します。
私は今まで様々な仕事で経験を積んできました。全ての経験が身になっていると思いたい今日この頃です。

突然ですが、私自身のお話を少しさせてください。
生まれたときに、分娩マヒにより左手が上がらない障害をいただきました。その為幼い頃は両親・親戚・近所のおじちゃんやおばちゃん・友人に助けられながら暮らしてきました。そんな生い立ちもあり高校を卒業する頃には、すでに福祉の分野で働きたいと思うようになっていました。

それから東京の専門学校に進学し、障碍者・児と関わる仕事に就こう考えるようになりました。Uターンし知的障碍者施設で働くことなり、約7年ほどその施設でお世話になりました。家庭の事情によりこの施設を退所することになり、その後は営業職や飲食系を転々としつつ働いていました。どこも楽しくはあったのですが、どこかスッキリしない気持ちが常に心のどこかにありながら暮らしてきました。

ですが昨年からの新型コロナ・パンデミックの影響により飲食業界は苦戦続きとなり、再度転職を考えるようになりました。そんな中で実家の母が体調を崩し入院となり、身の回りの面倒を見ることになりそのまま飲食店を退職することにしました。
そして今年の1月に亡くなりました。
様々なことが重なり、真剣に転職を考え始めました。いろんな求人などを見てもこれといった求人もみつけられないまま一年弱経ったころ、ある求人サイトから一通のスカウトメールが届きました。
それが、ユースタイルラボラトリー株式会社からでした。

重度訪問介護て・・?というのが初めの印象でした。求人内容などを見れば見るほど、自分に出来るのかといった思いもありました。
ただ『全ての必要な人に必要なケアを』の文字が強烈に頭から離れず、昔を思い出すきっかけにったのです。幼いころのことや学生時代の想い、なぜ福祉系の学校に進学したのか。。

両親の言葉などがすごい勢いで頭の中をぐるぐると周り、胸が熱くなってきました。
やっぱり自分の原点は、誰かの役に立ちたい。障碍者の為に何かできないかが、私の原点だった事を思い出すことができました。
さらに母が生前、妻に「もう一度、福祉の分野に戻ってほしい」と話していた事も聞かされました。
全てのタイミングが重なり、初心を取り戻したいという思いでユースタイルラボラトリーにお世話になることを決めました!
今はなだ不安でいっぱいですが、一日も早く一人でも多く『全ての必要な人に必要なケアを』を届けるべく努力していきたいと思っています。

もう一つの自分の原点にしていきたいです。

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