介護のイメージの変化

高木 里緒


初めまして、5月に入社させて頂きました、神奈川事業所の高木里緒と申します。

私が重度訪問介護に携わりたいと感じた大きなきっかけは『介護のイメージの変化』でした。
私は元々人の為に何かをするのが好きだったので、福祉に興味がありました。勿論そこにはグループホームや老人ホームも含まれていたのですが、メディア等で聞く「介護」は「低賃金で働き忙しなく機械的に世話をする」「職員不足でストレスが溜まり虐待や暴力をはけ口にする」と言ったマイナスなイメージばかりでした。
勿論メディアで取り上げられるのは極稀な一部の出来事だとは思いますが、良い情報はあまり報道されない為どうしてもそのイメージは覆りませんでした。

しかし、転職活動をしている際に「重度訪問介護」というものを見つけ調べてみると「給料や福利厚生の充実」「資格取得支援の充実」なにより「1人1人に寄り添い丁寧な支援が行える」という面がとても魅力的で、これなら私に向いてるのではないかと思い未経験ながら介護の道に進みました。

未経験故に、基本的な介護や医療的ケアを責任をもって一人でやっていく事がとても不安でしたが、実際現場に研修で入らせて頂いて、同行者の先輩方の様々な介助方法を学んだり、利用者様とコミュニケーションを取りながら自分にとってのやり方を模索し、少しずつ自信を付けることが出来ています。
日々出来ることが増えていったり、利用者様の表情の訴えを上手く汲み取れたり、小さな事一つ一つで喜びを感じられるのが未経験ならではのやりがいなのではないかと思います。

正直「1度やってみたい」というふんわりとした気持ちで介護の道へ進みましたが「障害や介護」を学びに実際に関わることで、自分の視野や価値観も大きく変わってきていると実感しています。

現在はまだ、一介護職員としての視点で目の前の利用者様に寄り添う事に務めていますが、この先ソーシャルビジネスとして介護を教え、必要な人に必要なケアを広めて行ける人材になった時に、また違った目線で現場に立っているのだと思います。
私も自分がこの先どの様に成長して行けるのかが、とても楽しみです。
今後ともご指導の程よろしくお願い致します。


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